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夏の階段 (ピュアフル文庫 な 1-1)

夏の階段 (ピュアフル文庫 な 1-1)

夏の階段 (ピュアフル文庫 な 1-1)

作家
梨屋アリエ
出版社
ジャイブ
発売日
2009-05-11
ISBN
9784861766626
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夏の階段 (ピュアフル文庫 な 1-1) / 感想・レビュー

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ゆぅ

少女漫画の高校生達はみんなキラキラしてるけど、こんな高校生も現実的で良かった。

2014/07/15

背表紙裏

5人の高校生の群像劇。思い違いや勘違い、それぞれの印象の違いなど人物ごとに受ける感じ方がうまく振り分けられており、人物像が丁寧だった。みなが自分のことに一杯一杯に生きている感じがよく出ていて、素晴らしい。大人でもなく、それでいて子供でもない、心の揺れ動き方が本当にうまく描かれていました。

2015/08/09

yumiha

梨屋アリエ4作目。プリクラを一緒に撮った5人それぞれの視点で描かれたYA小説。5人それぞれに表の顔と裏の顔と双方を使い分けて過ごす高校生活が交差している。以前女子中学生が、自分は教室では違うキャラを演じているだと堂々と担任に話しているのを横で聞いたが、イマドキはそれが当たり前なのだろう。同時並行で『すべて真夜中の恋人たち』を読んでいたので、緑川千映見と入江冬子のキャラがかぶってしまった。どちらも、一時期付き合って振られる彼の名前が偶然水島くんだったもので、ややこしかったっす。

2012/05/04

十助

怪談じゃなくて階段。文章が痛い……私が年をくったせいか? あとがきのありりんはやり過ぎ感がいい感じで楽しい。

2011/06/22

Cidenon/土曜朝10時読書配信

 「誤解と嘘の言い訳ががっちりはまって、世の中は動いているのかもしれないな」 人と人が関わる上で、コミュニケーションのノイズは避けられないし、本音を言えないことも多い。その結果、事態が思いがけない方向に動いて行ってしまうことがある。 私自身、少し見栄を張ったせいですべてを台無しにしてしまったという経験があったために、この言葉が身に沁みて感じられた。 同時に、もし誤解も嘘もなければ事態は好転していただろうか、とも考えさせられてしまった。

2014/11/08

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