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NHKラジオ深夜便 絶望名言2

NHKラジオ深夜便 絶望名言2

NHKラジオ深夜便 絶望名言2

作家
頭木弘樹
NHK<ラジオ深夜便>制作班
出版社
飛鳥新社
発売日
2019-11-22
ISBN
9784864107242
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ジャンル

「NHKラジオ深夜便 絶望名言2」のおすすめレビュー

絶望しても「孤独」ではないと思える心温まる名言集。NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、書籍化第2弾『絶望名言2』

『NHKラジオ深夜便 絶望名言2』(頭木弘樹・NHK〈ラジオ深夜便〉制作班/飛鳥新社)

 どうしようもなく辛い状況に陥った時、「それはしんどかったね…」と、ただただ共感してくれる人の言葉に救われたことはないだろうか? 絶望的な事態を、無理に前向きに捉えて勇気づけるわけではなく、相手の心の痛みに思いを寄せ、共に悲しむ。そうされると、少し孤独が和らぎ、気持ちが落ち着いてくるから不思議である。

 NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、古今東西の文学作品の中から、絶望に寄り添う言葉を紹介し、生きるヒントを探す、シリーズ『絶望名言』の書籍化第2弾『NHKラジオ深夜便 絶望名言2』(頭木弘樹・NHK〈ラジオ深夜便〉制作班/飛鳥新社)も、落ち込んだ人間にそっと寄り添うような優しさを持つ1冊だ。

 著者の頭木弘樹さんは、20歳の時に、難病・潰瘍性大腸炎を発症。13年間にわたる療養生活を送り、現在は文学紹介者として、悩み、苦しんだ時期に、心に沁み入った言葉を「絶望名言」と名付けて紹介している。本書は、アナウンサー・川野一宇さんとの掛け合いはもちろん、放送の内容を完全収録…

2020/1/4

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NHKラジオ深夜便 絶望名言2 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

2が刊行されるって嬉しいけれど、必要とする時代なのね・・今回はベートーヴェン『いつかこれを読む人たちよ、あなたがもし不幸であるなら、私を見なさい。』この言葉にガツンとやられました。それと向田邦子『本心を伝えないためにしゃべっている』しみじみとしてしまいました。その時々で、(と言ってもそんなに絶望があっても困るが)悲しみには悲しみの、絶望には絶望に寄り添う言葉たちがあって、それは必要なんだと思う。又は無言と言う寄り添い方もあるよね。3が出たらばきっと読むよね私。

2019/12/21

canacona

全巻よりも毒が抜けて、その分しみじみ納得する名言が多かった。ベートーヴェン「苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ!」病気がちで、難聴になり、女性運も悪くて、そんなどん底から光を見上げるような一言。遠藤周作の、過去のアレコレを思い出して声をあげちゃうのは、よくわかります。丁度先日佐藤二朗も同じこと言ってました。「それがないような奴は、友として語るに足りぬ」とまで。友達になれそう😂ゴッホの名言は初めて知りました。絶望というより、思いやりのある優しい言葉。手紙集を読んでみたくなりました。

2021/06/03

抹茶モナカ

頭木さんの絶望を主題にした著作群は、好きで読んでいて、この本も図書館から借りて読んだ。好きなんだけど、自腹を切るべきか、悩むラインの本なのは事実。第1巻より「どうしようもない」感じは減って、とりあげた人も幅広い芸術家になっている。絶望している訳では、今の自分はないが、心に刺さる言葉もあって、読後、ベートーヴェンを聴いてみたりもした。ニッチな領域で確実にポジションを確保している頭木さん。マルケスを読んでいたり、博識な方なのだな、と思った。でも、読んで、ダウナーな気分になったので、無理に読む事はなかろう。

2020/02/17

ひなきち

「前向き」で「明るい」のが、辛く感じるときがある。絶望名言は、嘘がないから信じられるし、毎回真理をついていると感じる。どんなときの自分にも、寄り添ってくれる存在なので、これからも重宝して読んでいきたい。

2020/01/05

NowHere

前作もだけど、すごく良い本だと思う。川端康成を「人間らしい一貫性のなさ」と表現したり、ゴッホのテオへの手紙を取り上げて「やっぱり言葉にできないものって、それだけで攻撃されてしまうというか、そういうところがあると思うんですよね」と言ったり、頭木さんの語りが沁みた。遠藤周作のエッセイについて、人間の弱さやダメさを「それでもいいと言っているわけではなく、よくはないけど、仕方ないよね、という感じで」魅力的に書いている、と評しているが、こういう視点を持っていると、少しだけでも人に優しくなれるような気がする。

2020/06/30

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