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ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)

作家
ブルボン小林
出版社
太田出版
発売日
2004-12-01
ISBN
9784872339215
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ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫) / 感想・レビュー

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アマニョッキ

まずタイトルが良い。これだけでもう買いたくなっちゃうからスゴイ! 「愛してる、俺は愛してない」のパロだけあって、そんなにゲーム愛の強くない作者ゆえのゆるいゲーム論が面白い。ディスクシステムの起動音思わずググりました。オモロイ。スチャダラパーのゲームボーイズを脳内BGMで読んでいたら、単行本の裏を見てびっくり!これはぜひ単行本での購入をお薦めいたします。

2016/10/21

佐島楓

面白かったです。批評対象のゲームが比較的メジャーなのですが、やはりゲーマーでないとピンとこない文章もあると思います。ただそれだけに、「ああ、このゲームあったあった!」感はものすごく、危うく本を傷めるくらい笑ってしまったところもありました。単行本をお持ちのかたは、カバー裏にも注目。装丁も凝ってます。

2015/01/21

nbhd

ブルボン小林は芥川賞作家・長島有のコラムニスト名。いちプレーヤーのふつうの感覚と「ゲームの手ざわり」の描写にこだわりを感じるコラム集。僕が興味を持ったのは、「ドラクエが我々を『教育』した」とある箇所。なにを「教育」したのかというと、「コマンド:かいだん→画面暗転→マップ切り替え」という、ドラクエⅠのあのくだり。ゲームを全く知らない人は『暗転切り替えが階段を昇降したこと』だとは理解できない。あの面倒くさい「コマンド:かいだん」の必然性がここにあるらしい。たしかに、すでに「教育」されている。

2017/02/17

スプリント

芥川賞作家である長嶋有氏のコラムニスト名義での本です。非常に読みやすく内容も面白いです。参考写真が小さいのでそのゲームを知らない人はネットで検索することをおすすめします。

2014/12/27

wasabi

『ドラクエⅤ』のモンスターを仲間にできるシステムにしっくりこない感覚は同意。「狂暴凶悪オキシジェンデストロヤーだった怪獣ゴジラが、人気を得て回数を重ねるうちにいつの間にか『ぼくらの地球を守る』みたいになっちゃったような、子ども向け続編に特有の『腐の気配』を感じたのだ。おまえら『なかまになりたそうにこちらをみ』るなよ、と言いたかった」。

2013/04/29

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