サレ・エ・ぺぺ 塩と胡椒
サレ・エ・ぺぺ 塩と胡椒 / 感想・レビュー
コバ
塩と胡椒は我々の舌を形成する頑強なコードである。 我々が真正な料理(例えば日本料理など)と捉えているものは、結局のところ自分の過去の記憶への回帰にすぎない。 所々他者の発言や引用などがわかりづらく混乱するところがあったが、世界の様々な地域で食の経験をしてきた中で得られた考えは興味深い。
2024/03/10
Y
食の文化資本。食の前衛は社会階層に基づいているのかもしれない。食に関わらず芸術全般に言えることだと思うけれど、四方田さんの食に対する姿勢は真摯で好きだ。
2023/12/13
感想・レビューをもっと見る