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この国で女であるということ

この国で女であるということ

この国で女であるということ

作家
島崎今日子
出版社
教育史料出版会
発売日
2001-10-01
ISBN
9784876524112
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この国で女であるということ / 感想・レビュー

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Shimaneko

今はもう銀行や歯医者の待合室くらいでしか手に取らなくなったAERAだけど、90年代半ば頃までは毎号欠かさず通勤途中のキオスクで買って読んでたし、中でもこの「現代の肖像」シリーズはお気に入りだったんだよね。あれから20年近く経った今、改めて単行本としてまとめて読むと、良くも悪くもAERA的な画一感や週刊誌連載ならではの中古感は否めない。でも、だからこそ当時の「旬」の断面が鮮やかに記憶に蘇ってきて、なかなか感慨深い1冊だった。それにしても、その後の離婚率高すぎw

2014/06/10

がんぞ

週刊AERA巻頭連載『現代の肖像』の20篇/’80年代までの高度成長社会では男女ともに志を持たなくても結婚して二児以上を得るのがスタンダードだった「男は仕事でリスクを取っている」と言いながら「女は志がなくともなんとなく生きていける」結婚幻想に浸らせておきたかっただろうが、日本の時代は終わり「良い男」も希少になって男性原理社会でのしあがるには、「女優」のような女の仕事でも大変だ。/内田春菊は露悪的/辛淑玉は朝鮮学校で「思想が悪い」と殴られ二度ヘルニアになり家出…商業高に進学できた…民族の誇りテロリスト養成処

2023/05/08

ジュースの素

2001年発行なので相当皆さん まだ若い。国内で活躍している女性たちの横顔。中でもインパクトを感じたのは林真理子。小さい頃から頭は良かったが太ってて美人とは言えず・・・相当参っていたようだ。コピーライターの養成所では賞を貰ったり群を抜いていた。やはり違う!とモノ書きになったが本音すぎて不評も買ったそうだが 以後は直木賞を取り、どんどん活躍する。でも女は損だといつも思うそうだ。男なら書斎に籠っていられる地位なのに、家事育児が付きまとう。だよね~~と同感。

2015/11/16

はゆ

10年前の本なのに、書かれている方は、まだまだ活躍されている方ばかりです。桃井さん、天海さん、扇さん、一条さん、北川さん、吉田さんと、幾人か抜粋して読みました。桃井かおりさんを筆頭に、個性溢れ、勤勉で、芯の強い女性たちでした。自分を持つこと、チャンスを生かし、努力することなど、共通した部分も垣間見れて良かったです。

2014/05/11

もくたつ(目標達成)

闘う女性達、この国を背負い、後に続く女性達へ道を作ってきた女性達へのインタビューから成る作品。約20年前の作品だが、女性の地位はこの20年で随分と上昇したのだと感じさせられる。先輩達の人生を知り、背筋が正された。

2019/06/28

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