ジョナス・メカス詩集
ジョナス・メカス詩集 / 感想・レビュー
kana0202
シンプルで気取らない言葉が並んでいてなかなか良い。メカスの生涯を踏まえながらよめば、さらによい。あとがきもよくわかりよい。何度も繰り返し開くことになりそう。
2023/01/28
古本虫がさまよう
全体の三分の二が「詩集」。残りがメカスと親交があったりした日本人がエッセイを書いている。「森の中で」という詩は……。1頁につき、1~10文字以下×14行程度の分量が87頁ぐらい続く。ううむ…あまりの余白の多さには驚かされた。が、詩集なら、これでいいのかな? 著者は1922年生まれのリトアニア人(2019年1月死去)。戦時中はナチの強制収容所にいて、戦後はソ連占領下の母国に戻らずドイツの難民収容所を転々として、米国に亡命。肉体労働などをこなしながらの日々を過ごした人(後に映画制作や映画評論などをする)。
2019/09/02
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