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アルケミスト: 夢を旅した少年

アルケミスト: 夢を旅した少年

アルケミスト: 夢を旅した少年

作家
パウロ・コエーリョ
Paulo Coelho
山川紘矢
山川亜希子
出版社
地湧社
発売日
1994-11-01
ISBN
9784885031182
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アルケミスト: 夢を旅した少年 / 感想・レビュー

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chimako

児童書かと思いきやかなり難しい哲学の本を読んでいるようだった。文化の違いも神に対する思いの違いも影響しているのだろうが、決して読みやくはない。少年が自分の夢を実現するために旅に出る。そこで色んな人に会う。知らぬ間に蓄積される智識や勇気やものを見透す力。たくさんちりばめられた人性訓。今日の幸せは明日の恐怖。前兆とマクトゥーブ。「人が本当に何かを望むと時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」柔らかい心と頭で読めば作者の言いたいことが水が染み込むように入ってくるのかも知れない。が、遅きに失した感有り。

2016/02/18

たけ

 今作は、羊飼いの少年が夢で見たエジプトのピラミッドの側に眠る宝物を探しに旅に出るだけのお話だが!僕ら読者の内なる感動を呼び起こしてくれる展開が、わんさか出て来る!!  夢を追うなどは子供だけがする事だろうか、そんなことしている暇なんてないだろうか? だけど、「そんなこと」がしっかりと自分の人生に関わってくるものだとしたら?親も兄弟も労働も社会も、自分をしばって動けなくすることはできない。自分をピクリとも動けなくするのはすべて自分なのだ!  

2021/03/27

Rosemary*

羊飼いの少年、サンチャゴが、神の啓示をうけ砂漠を旅する物語。夢を諦めず追い続けることの素晴らしさ。どんな状況に陥っても心の持ち方一つで、また新しい道が広がっていくこと。少年と一緒に旅することで再確認しました。哲学的であり、とても奥が深い内容は、星の王子様を思い出しました。

2014/08/09

風里

星の王子さまよりボリュームがあり、ソフィーの世界より読みやすい。ファンタジーだと思って読み始めたら哲学書だった。錬金術と哲学の関係って結構面白い。

2013/02/15

yuna☆

今がまさに読み時というかタイミングというものがあるんだなと思った。最初から最後まで、知っていた事だった。ここ数ヶ月かけて或いは数年かけて読んできたものを1冊に物語としてまとめてあった。読みながら、どれもこれも合致してくるものだから驚くし涙出るし、また今読む事が必然でもあったんだと思った。

2016/06/05

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