ゴールデン・ギズモ
ゴールデン・ギズモ / 感想・レビュー
hikarunoir
主人公の職業、訪問先の異常な美女、妻の不可解な死、構造的類似だけでなく、よりソリッドに内省を突き詰めた結果が「死ぬほどいい女」になった予感。
2023/11/28
中海
毎回同じことを書いている気がする。「あらすじはよくある感じで安っぽいだるいドラマ」。 しかし何冊も何冊も再度手にとってしまう、魅力魔力妖力。 書かれた年代は1950年位。古き良きアメリカの匂いもしっかりありつつ、「今感」「俺ら感」。 色々とてもシンプルな材料で作られているからこその、センスの良さ。 他の誰がやっても、「なんか嘘くさい」「なんかわざとらしい」「どうでもいいけど全然面白ない」という危険な道を華麗にすり抜けるジム・トンプソン。多分次回も同じこと書く。
2024/01/17
teddy11015544
ハードボイルドの系譜。
2023/12/23
shimuratakeda
ジム・トンプスンは『ポップ1280』を読んで、へんなの!と思いつつもハラワタのあたりがささくれ立ってくるような味わいがあったから気になる作家。今作もクライムノベルというかノワールというか単純なスジなんだけど、相変わらず不愛想でぶっきらぼうな文章で所々わかりづらい箇所もありつつ、舌の上にビターなざらつきを残してくれたのでした。
2024/03/11
GO-FEET
文遊社のジム・トンプスン〈本邦初訳小説〉シリーズの第12弾! いやぁ~、もう快挙を通り越して「どこまで続く泥濘ぞ」という感じ……
2023/11/30
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