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酒場っ子

酒場っ子

酒場っ子

作家
パリッコ
出版社
スタンド・ブックス
発売日
2018-05-17
ISBN
9784909048035
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「酒場っ子」のおすすめレビュー

読めば呑みたくなる! 若手飲酒シーンの旗手・パリッコ初の酒場エッセイ

『酒場っ子』(パリッコ/スタンド・ブックス)

“酒場”はお好きだろうか? チェーンの居酒屋ももちろん楽しくて素晴らしいのだが、暖簾をくぐると大将や女将が切り盛りしているような酒場はまた格別だ。興味の向くままに焼き鳥や本日のおすすめの一品料理などを注文して舌鼓を打ち、雰囲気と酒と話に酔う。そんな素敵な人間味あふれる夜が好きだ。

 その酒場の良さを感じる手段として、何が有効だろうか。その答えは“エッセイ”なのではないかと私は思う。例えばインターネットで初めて行く酒場のレビューや口コミを調べるときにも、熱があって引き込まれるようなレビューは、投稿者の意図にかかわらずエッセイ調になっている場合が多いように感じる。

 本稿では、プロの“酒場ライター”であるパリッコさんの酒場エッセイ集をご紹介したい。『酒場っ子』(パリッコ/スタンド・ブックス)という1冊。1978年東京生まれの著者は、酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーターなど、幅広くマルチに活躍する呑兵衛さんだ。

 本書の先頭のエッセイ「大衆酒場の存在に気づかせてくれたお店 高円寺『大将』…

2018/6/1

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酒場っ子 / 感想・レビュー

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コムギ先輩

私が住んでいるエリアからは、なかなか行きにくい酒場が多いのだが、今度の鎌倉での仕事帰りにヒグラシ文庫寄ってみよう!

2018/08/04

ソルト佐藤

コロナ禍でぜんぜん、居酒屋に行けない。その哀しみを癒やすために手に取ってみたが、逆に渇きが増えた(笑 どの店にも行ってみたい! はやくおちつかないかな。

2021/10/16

kuukazoo

「若手飲酒シーン」って何それ(笑)という謎のワードにつられて読んでみた。主に東京都内の知る人ぞ知る大衆酒場で美味しく安く飲みコミュニケートする楽しみを綴ったエッセイ。「見える人にしか見えないお店」を見つけられる域に到達するほど飲み歩けるのはある意味羨ましい気もするが、良い子なので真似しません。外飲みができない今、これを読みながら家で飲む。もつ度高め。

2020/05/11

さすらいのアリクイ

酒場ライターのパリッコさんが東京や日本各地の居酒屋、酒場を巡って飲んで食べた記録の本。パリッコさんの引き出しの多さ、行くお店をとことん心地よく楽しんでしまおうという心意気に浸ることができる、読んでいてかなり愉快な気分になることができる本です。ただ酒場に行くだけではなく東大の食堂で飲める場所があるとか、開いているのか締まっているのか気になっていたお店の主人と酒場で仲良くなり主人のお店で夢みたいな内容の宴会をする、など読みごたえがある探索系の読みものもあり、著者はサービスし過ぎだよなと。心地よい本です。

2018/07/23

niz001

今日のチェアリングのお供に本家の著書を。美味そうやなぁ、ほとんど関東の店なのがちょっと悔しい。大阪天満の但馬屋は自分が行ったときは、20年近く前なんでまだそんなお姉さん居てなかった。

2020/06/14

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