蘭亭序之謎 上 (行舟文庫 GSと 1-1)
蘭亭序之謎 上 (行舟文庫 GSと 1-1) / 感想・レビュー
BECHA☆
西暦八百年代の中国が舞台。裴玄静という政府高官の姪にして才媛が主人公。王義之の『蘭亭序』をモチーフに起こる殺人事件に巻き込まれ謎解きに踏み込み人生が変わっていく。家族との関係、皇帝との関係、謎めいた崔淼は敵か味方か?謎が謎を読んで下巻へ続く。
2023/09/30
ヒサ子。
王羲之の『蘭亭序』については、そういう有名な書がある程度の知識しかないまま読んだので、漢詩とかは正直理解できなかった。知ってた名前も聶隠娘だけで、歴史的背景も正直さっぱり(笑)それでも、主人公の女名探偵裴玄静が魅力的で面白かった!ようやく玄静と敵か味方か秘密が多い相手役の崔淼が、宰相の暗殺に蘭亭序に隠された秘密が関わってると気づいたところで下巻へ!
2024/01/20
ほげっひ
タイトル通り、王羲之の蘭亭序をキーワードに主人公裴玄静が謎多き医者崔淼と共に、唐王朝を巡る謎を解こうと奔走する物語…でいいのかな。上巻では事件しか起こってないので、どういう着地点が待っているのか先が気になります。個人的にはそもそもの「蘭亭序」に関する逸話や当時の文壇(?)や政権、時勢などなどの背景をある程度整理してから読めば良かったかなと思いますが、勢いで読んでも楽しめてるので再読する時の課題ということで。主役2人が美形設定なのでドラマ化も宜なるかな。「長安十二時辰」みたいなのを期待しつつ下巻へ。
2023/08/11
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