「福原綾香」声優インタビュー＆撮り下ろしグラビア【声優図鑑】
アニメ 更新日：2015/7/9
――ちなみに、プロデューサー目線でメンバーを見てしまうようなときはありますか？
福原：みんなかわいいんですけど、特にアナスタシア(CV：上坂すみれ)と美波(CV：洲崎綾)の組み合わせが好きです。アナスタシアはロシア人とのハーフだから日本語を流暢に話せない、そこがかわいいんですけど、その一面を美波がサポートしていて、逆に美波の精神面をアナスタシアがサポートするっていう、お互いのいいところがすごく出ていて。ふたりがアニメに登場して、シンデレラプロジェクトに入って、さらにユニットを組んだのが良かったんだなって、アニメを観ながら思うことが何度もあります。
――そして、シンデレラガールズのラジオ「デレラジ」も、もう長いですね。福原さんにとって「デレラジ」はどんな存在になってますか？
福原：今年の夏を越したら、もう３年。全然ラジオに出たことがないピヨピヨヨチヨチの頃から収録させてもらっているので、スタッフさんがみんなの苦手なことや得意分野を分かってくれていて、それぞれにあわせた演出をしてくださるんです。育てていただいている場所ですね。
――周りも育ってきていると感じることはありますか？
福原：かなりあります。佳村(はるか)さんはすごくポワンポワンしているんですけど、ものすごく空気を読むのが上手で、瞬時にパッとコメントして場の雰囲気を変えたりするんですよ。その変え方が突拍子のないときもありますけど(笑)、すごく頭がよくて。大橋さんは、すごく冷静で現実的だし、クール属性の私がいちばんフワフワしていて、じつはふたりのほうがクール属性なんじゃないかっていう(笑)。みなさんの見えているおふたりと、私の見えているおふたりとは、きっと違うんじゃないかな〜と思います。
――道玄坂登の存在についてもお伺いしたいと(笑)。シンデレラガールズのもうひとつのラジオ「CINDERELLA PARTY!(略して、デレパ)」に投稿する際に生まれたキャラクターですね。
福原：渋谷凛という名前から派生した道玄坂登ですけど、この名前で投稿すると告知をしたら思わぬ反響を呼び、また実際に私が投稿してしまったからさらに反響を呼び、思っていた以上にどんどん存在が肥大化しています(笑)。
――デレパの第1回公開録音のときに、ついに映像まで流れてしまったという。
福原：私自身も初めての映像出演でした(笑)。あのジャージは自前で、スーパーで買った寝間着のなかからいちばんダサいのを選びました。どっちがダサイですかっていう不思議な質問をいろんな方にして(笑)。「カッコいいのはこっちだけど」って言われるから、「カッコいいのは別にいいの、ダサいほうを選びたいの」ってお話して(笑)。メガネは実際に道玄坂で買ってきました(笑)。
――8月にはシンデレラガールズのアニメを主体としたイベントもありますね。楽しみにしていることは？
福原：「サマーフェスティバル」っていう、アニメのなかで登場したフェスティバルを連想させるライブ名なので、できればアニメと同じように大成功させたいですね。アニメを観てくださっているみなさんのなかで、あのアニメのライブシーンが広がるように、メンバーがアニメのなかでどんな風に成長したのかわかってもらえるように、あのアニメの世界観はこのライブで初めて補完するのかなと思うので、細かくしっかり作り上げていきたいです。
