著名作家による小説、コラムが無料で読めるWEBマガジン「コフレ」創刊

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/21

コフレ

 

祥伝社は、WEBマガジン「コフレ」を2014年8月1日に公開した。月2回(1日・15日)更新で著名作家の小説やエッセイ、コミックなどが読めるウェブサイトだ。

パソコン・スマートフォンどちらにも対応しており、すべてのコンテンツが無料で閲覧できる。

創刊号に掲載されるのは、小説作品では『切羽へ』で第139回直木賞を受賞した井上荒野、「東京バンドワゴン」シリーズで知られる小路幸也のほか、彩瀬まる木下半太、佐藤青南、関口尚の各作家による連載がスタート。栗田有起の小説にはデザイナーの池田進吾がイラストを添える。

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辛酸なめ子は、新たな角度で恋愛の名作を読み返すというテーマでイラスト入りのコラムを連載、創刊号では一挙に2話公開されている。マンガ家の町田洋は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した「夏休みの町」を制作する為に描かれたスケッチを9月1日まで毎日更新するなど、読み応えのある創刊号となっている。

「コフレ」とは宝石などを入れる「小箱」を意味する言葉という。今後は連載のほかに、インタビューやイベントのお知らせなどの記事も掲載していくということだ。

⇒「コフレ」(祥伝社)