「よく1人でやったな」アニメ「名探偵コナン」第R100話、犯人の使ったトリックが綱渡りすぎると話題

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更新日:2020/7/2

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『名探偵コナン』98巻(青山剛昌/小学館)

 2020年5月30日(土)に放送されたアニメ「名探偵コナン」第R100話。コナンの名推理で事件は解決したものの、視聴者からは「これだけのトリックをノーミスでこなした犯人すごいな」と驚きの声が巻き起こった。

 バーで薄田周史が毒殺された今回の事件。小五郎を眠らせたコナンいわく犯人は凶器を隠すため、水と発泡入浴剤で炭酸ガスを発生させる「フィルムケースロケット」を用いたという。店のバーテンダー・柚嬉が以前聞いたシャンパンを開けるような音も、実は予行演習の音。犯人は凶器となった毒つきダーツの矢をフィルムケースに固定し、丸めたポスターを被せて天井に向けて発射したのだ。

 コナンはダーツを持参した薄田の部下・小暮紋平が犯人だと名指し。同僚たちの目を盗んで薄田を殺害し、ロケットをセットしたと説明する。小暮はロケット発射の音をごまかすため同時にシャンパンを開け、テーブルを拭きつつガス発生の痕跡も拭き取って証拠隠滅を図っていた。

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 とはいえコナンの推理通り、天井には突き刺さったダーツの矢が。事件に使われた発泡入浴剤とかけて、コナンは「彼の完全犯罪もこの眠りの小五郎が居合わせたせいで、まさに泡と消えたわけですがね」と締めくくるのだった──。

 小暮のトリックにネット上では、「よく1人でやってのけたな…」「リスク多すぎじゃない?」「いろいろ綱渡りすぎ!」などのツッコミが続出。なぜ小暮が危険を冒してバーで犯行に及んだのか、視聴者には最大の謎となったかもしれない。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/

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『名探偵コナン 赤井秀一セレクション』(青山剛昌/小学館)