女装好きも必見! 16世紀のヨーロッパを堪能!
舞台は16世紀後半、ヴェネチア。 青年・レガーレは“魔法使い”と呼ばれる薬師の父親の元で見習いとして働いていた。他の者には見えない幼い少女・クラリーチェと共に。美しい容姿を持ち、ぐうたらが好き、女の子が好き。
基本、だめんずに見える彼が唯一、興味を持っているのが錬金術だった。しかし、この時代の錬金術はご法度。見つかれば有罪になるものだから、もちろんこっそり、マイペースに研究に励むとともに、彼は探しているものがあった。それはどんな金属でも金に変えるというLEGA(合金)の13番目「賢者の石」。
そんなあるとき、錬金術を行っていることが露見、とらえられてしまう。すぐにでもはりつけにされるのかと思いきや、軟禁状態で錬金術の研究をし、黄金を作り出すように言われてしまう。 そして、ヴェネチアの混乱へと巻き込まれていく…。
捕えられる前に「人生を変える4人の人間に会い、数奇な運命をたどる」と占い師に予言されたレガーレ。その予言どおり、錬金術の研究を始めて以降(ダラダラとではあるが)、さまざまな人物と出会うことになる。そして期せずしてさまざまな事件に巻き込まれていく…