KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「佐野徹夜」のレビュー・書評

特殊な遺伝子を埋め込まれた子どもたち。20冊以上の参考文献によって生々しく描かれる「遺伝×犯罪サスペンス」

特殊な遺伝子を埋め込まれた子どもたち。20冊以上の参考文献によって生々しく描かれる「遺伝×犯罪サスペンス」

佐野徹夜『透明になれなかった僕たちのために』(河出書房新社)は、2019年1月発行の『文藝』に掲載された同名短編小説が核となっている。著者は4年をかけてそれを推敲したそうで、待った甲斐のある渾身の一作となった。短編の時と同様に、健気に生きようと…

もっと見る

『君は月夜に光り輝く』著者の原点! 死にかけると特殊な力を発動できる少年少女の道行きの果てには――

『君は月夜に光り輝く』著者の原点! 死にかけると特殊な力を発動できる少年少女の道行きの果てには――

死にかけると未来を見ることができる“僕”こと間中成理。その日も屋上のドアノブで首を吊って、ナンバーズの数字を当てようとしていたら、世界が破壊される未来が見えてしまう。そしてその壮絶な情景の中に、かつての友人・天ヶ瀬の姿を見つける――。 『君は月…

もっと見る

「私、余命ゼロなんだ」ベストセラー『君月』のコミカライズがついに完結! その裏側にある、もうひとつの友情物語

「私、余命ゼロなんだ」ベストセラー『君月』のコミカライズがついに完結! その裏側にある、もうひとつの友情物語

月の光を浴びると身体が光り輝く「発光病」に侵された少女まみず。余命ゼロという彼女に代わって“死ぬまでにしたいこと”を実行していく卓也。姉の死によって生きることに実感を持てずにいた卓也は、まみずに惹きつけられる。この感情は恋なのか、それとも――…

もっと見る