サブカル男子に大評判! 映画『桐島、部活やめるってよ』
現在、公開されている映画『桐島、部活やめるってよ』が話題だ。 公開規模の問題で興行収入的には苦戦を強いられているが、映画通やサブカル層の間では大好評。とくにネット上では異様な盛り上がりをみせている。
この映画は、ご存じの通り同名の小説が原作。バレー部のキャプテン・桐島が部活を突然辞めたことから、そのほかの部に所属する5人の同級生たちにも変化が訪れる……という連作の物語だ。映画では、神木隆之介が演じる映画部の地味めなサブカル男子・前田涼也が主人公という設定になっている。
ネットでの評判を覗くと、『モテキ』の大根仁監督はTwitterで、 「『桐島、部活やめるってよ』@渋谷東急。すげえおもしろいじゃん! 高校時代、映画研究部でイケてる女子チームから見下されてたオレ映画。(後略)」 と大絶賛。
また、いま人気の若手社会学者・古市憲寿も、同じくTwitterでこのように評価している。 「映画『桐島、部活やめるってよ』が面白かった。一つは、文化部の逆襲とスクールカーストの脆弱さという点で。ほんの些細なきっかけでカーストは揺らぎ、「上」はステージから去る。…