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「赤坂真理」のレビュー・書評

恋とは、セルフリスペクトとは…答えのひとつがここに

恋とは、セルフリスペクトとは…答えのひとつがここに

ジャーナリストである主人公・早川玲がコンビニの酒コーナーをうろついているところからこの作品は始まる。彼女の思考の流れがずっと追われるのだが、それは気の毒なほどけたたましく落ち着きがない。脳内の声はずっと彼女に語りかけ、ときに嘲り罵りつづけ…

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21世紀、世界に誇るべき日本文学の金字塔

21世紀、世界に誇るべき日本文学の金字塔

「著者の最高傑作」というコピーはよく見かけるが、この作品は、毎日出版文化賞と司馬遼太郎賞を受賞し、ダ・カーポのBook of the Yearにも選ばれた、正真正銘、21世紀の日本文芸界の最高傑作のひとつと言える。 タイトルから、また数々の紙誌書評により、こ…

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