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「西尾潤」のレビュー・書評

車上生活者、低賃金で働く高齢者、親の介護に疲弊する中年男性。日本の社会問題が描かれる、泣けるサスペンス小説『無年金者ちとせの告白』

車上生活者、低賃金で働く高齢者、親の介護に疲弊する中年男性。日本の社会問題が描かれる、泣けるサスペンス小説『無年金者ちとせの告白』

今日を生きるのが苦しい者たちの嘆きと絶望が、ありありと記されている。そんな感想を抱かせる『無年金者ちとせの告白』(光文社)は、胸にずしっとくる重厚なサスペンス小説だ。 著者の西尾潤氏は、第2回大藪春彦新人賞を受賞。受賞作に書き下ろしを加えた…

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