「『愛ってどういうものなんだろう?』小説を書きながらずっと考えています」渡邊璃生インタビュー
アイドルをやめた後、何になるか? アイドルのセカンドキャリアにはさまざまな事例があるが、アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」の最年少メンバーとして活躍した渡邊璃生は、特別だった。2018年9月のグループ解散後、彼女はタレント活動をしながら、筆を握った。このほど刊行されたデビュー短編集の題名は、『愛の言い換え』。今年3月で二十歳になったばかりの彼女は、小説家になった。
渡邊璃生 わたなべ・りお●2000年3月8日生まれ。神奈川県出身。アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」の最年少メンバーとして活躍。18年9月のグループ解散後、作詞、脚本、小説家としての活動を本格的にスタートさせる。ゲーム実況YouTubeチャンネル「りおさんのゲーム倉庫」。
「アイドル時代にグッズの特典として、自分が書いた小説を載せたブックレットを作る機会があったんです。それを読んでくださった編集者の方から、本を出しませんかと声をかけていただきました」 アイドル時代から、小説が一つの「武器」だったのだ。 「テレビでモーニング娘。さんのライブ映像を観て…