戦国武将も頼った!? 2024年は自身の「星」を把握して「金運」アップの1年に

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公開日:2023/12/28

こわいほどよく当たる 2024年 金宿星占い
こわいほどよく当たる 2024年 金宿星占い』(あいはら友子/KADOKAWA)

 早いもので師走となり、今年も残すところ数日となった。振り返れば、今年はどんな年だったか。よかれ悪しかれ、様々な出来事を思い出しつつ「来年はいい年になればいいなぁ」と、思いを巡らせたくなる。

 そんなとき、読みたくなるのが占いの本だ。かつて、戦国武将も頼ったという「宿曜占星術」がベースの『こわいほどよく当たる 2024年 金宿星占い』(あいはら友子/KADOKAWA)は、過去の「財テク経験で培った経済知識や、金運を得るノウハウ」などをもとに、著者が独自にアレンジした占いにより、来る2024年の運勢を読み解く1冊だ。

 本書のテーマ「金宿星占い」とは、かつて「真言密教僧」たちの手により「体系化され」たという「宿曜占星術」をベースにした占いだ。ルーツをたどると歴史は古く、「もって生まれた長所や能力を教え、さらに欠点や弱みを逆転する方法」を教えてくれるという。

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 実際、本書では人それぞれの「生年月日」をたよりに、自身を取り巻く「金宿星」が分かる流れとなっている。金宿星は、27種類の「宿」(宿命)に分類。付随して、関連するのが以下の11種類ある「運勢」のパターンとその意味だ。各項目の末尾にある数字が、点数となる。

「栄」=繁栄(+95)
「成」=成長、成功(+90)
「親」=親愛や信頼(+80)
「友」=友人、交友(+70)
「安」=安心、安定(+60)
「命」=出生(+40)
「胎」=受胎や胎児(+20)
「危」=危険(-10)
「衰」=衰退(-20)
「業」=カルマ(行い)や潜在意識(-50)
「壊」=破壊(-70)

 点数により「運勢の良し悪し」は決まるが、運勢がよいとしても「何もせずに成功」を収められるわけではない。「努力を惜しまずに頑張り続ける」姿勢、そして、「手に入れた幸せをひとり占め」しようとはせず、周囲への「感謝」も忘れないようにと、著者は付け加える。

 本書では、2024年の運勢が分かる「金宿星早見表」を掲載。1983年11月8日生まれである本稿の筆者を参考に、結果を紹介していこう。

こわいほどよく当たる 2024年 金宿星占い p270

 実際、結果を見ると「天」と書かれていた。これは「志の高い高潔な努力家。人にも恵まれて、金運は上々」とされる「天金宿」の意味だ。

 運勢は1年ごとに変化して、2023年は先述の「危」であったが、来る2024年は「成」に転換。一見「穏やかでおとなしく、のんびり屋」ながらも、「闘争心はすさまじく、完全な勝利を求めて緻密に猛烈に努力」など、性格分析も記載してあった。

 気になる金運は「恵まれる一年」に。先のとおり「努力家」であるために、目標達成に向けて「作戦を練り、考え抜き、理想への道筋」を描き続ける。持ち合わせた「カリスマ性」と「パワー」により「目標に向かって思い切った挑戦を」との文言には、背中を押された。

 加えて、著者による各「金宿星」に沿った「お守り」がわりの絵画も本書の特徴だ。

こわいほどよく当たる 2024年 金宿星占い

 筆者の場合は、蓮の中で微笑む仏教の「十二天」の1人である「太陽を擬人化した日天」であった。絵画は切り取れるようになっており、日常でバッグなどに忍ばせておけば、運気アップに繋がるだろう。

 人生の道しるべとなる占い。運勢を把握しておけば、自身の行動も見直せる。今年「ダメだったなぁ…」と思う人も、本書をきっかけに良運をたぐり寄せてほしい。

文=カネコシュウヘイ

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