「ガマンしたオナラは口から出る」「羊の数を数えると眠れない」…知らなかった、体の“ジョーシキ”【厳選10話】

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2017/9/25

『知らなきゃよかった まさか! の雑学500』(雑学総研/KADOKAWA)

 ネットやマスメディアで情報に触れた際、“あぁ、知らなきゃよかったかも…”と感じること、おそらく誰しもあるはずの昨今。でも、知っていていけないことなんてあるのか。知って損はないのに、あえてその“真実”を見て見ぬふりをしているだけではないのか――。

 男女の性の実情や人体の謎、歴史人物の意外な素顔や動植物の驚くべき生態など、さまざまなジャンルの「知らなきゃよかった」雑学を紹介しているのが、雑学総研著『知らなきゃよかった まさか!の雑学500』(KADOKAWA)。今回は、体や健康にまつわる意外と知られていない真実を10話、厳選して紹介したい。

「がまんしたオナラのゆくえ」――体にまつわる非ジョーシキ

●寒いから「風邪」をひく・・・というわけではない

 寒いと風邪をひくイメージがあるが、実は寒さと風邪は無関係。冬場に風邪をひきやすいのは、原因となるウイルスが繁殖しやすい気候で、乾燥した空気によって気管の粘膜が傷つけられてしまい、体の抵抗力が落ちるからなのだ。ちなみに、風邪は感染症なので、外部との接触が少ない南極観測隊員はほとんど風邪をひかないのだという。

●がまんしたオナラの一部が「口」から出る!?

 オナラをがまんすると、行き場を失ったオナラは腸壁を通って血液中に吸収され、全身を巡る。その一部は腎臓に送られ、ろ過されてから尿になって排出されるが、実は、一部は肺に到達し、気道を通って口から吐き出されている。

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●下痢止めと下剤を同時に飲むどうなる?

 お腹の調子が悪いとき、下痢ぎみなら「下痢止め」を、便秘なら「下剤」を飲むだろう。では、真逆の働きをするこれらの薬を一緒に飲むとどうなるのか? 実は、下剤のほうが作用が強くて効き目も早いため、下痢になる可能性が高い。

●眼の老化は10代にして始まる

 30代、40代になると、体のあちこちの機能が低下して「老い」を感じ始めるものだ。老眼も40代頃に始まるが、眼のピントを調整する機能のピークは10代前半。つまり眼の老化は、10代からすでに始まっているのだ。

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●学校の「座高測定」はまったく意味がなかった!?

 小・中学校の健康診断で、座高測定を経験した人は多いはずだ。この座高測定は、内臓の発育を確認するために実施されていたが、実はまったく意味がないことが判明。2015年をもってすでに廃止されている。

「暗所で本を読んでも目は悪くならない」――健康にまつわる新ジョーシキ

●傷口に消毒液をつけると逆効果!?

 切り傷、擦り傷などの傷口を清潔に保つために消毒液を使うことがあるが、消毒液は傷口の細菌だけではなく、細菌の侵入を防ぐ細胞まで殺してしまう。下手をすれば、傷の治りが遅くなってしまうこともある。

●プールの後に水道水で眼を洗ってはいけない!

 ひと昔前は、「プールで泳いだ後に眼を洗いましょう」と教えられたものだが、現在では水道水で洗うと眼に悪影響があることがわかっている。水道水には、感染症を引き起こすウイルス、細菌などを消毒するための塩素が含まれている。この塩素が目の表面を守る粘液系物質「ムチン」を洗い流し、角膜を傷つけてしまう恐れがあるのだ。

●暗い場所で本を読むと眼が悪くなる、というのは本当?

 子どもの頃、親から「暗いところで本を読むと眼が悪くなるよ」といわれた経験がある人は多いはず。しかし、暗所での読書は眼に一時的な負担をかけることはあっても、視力低下をもたらすという医学的な根拠は、実はない。

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●羊の数を数えると脳が活性化して眠れない!?

 眠れないときに、頭の中で「羊が1匹、羊が2匹…」と数えると、自律神経が興奮状態になって脳が活性化。眠るどころか、かえって目が覚めてしまう。眠るときに羊を数えるのは、英語でシープ(sheep=羊)とスリープ(sleep=眠る)の発音が似ているため、唱えるうちに眠くなるからだといわれている。そもそも日本語で羊を数えても意味がないのだ。

●「低血圧だから朝に弱い」はウソ

 昔から、低血圧は朝寝坊の言い訳にもよく使われるが、低血圧の人が目覚めが悪いという科学的な裏付けはない。朝に弱いのは、一般的に、血圧ではなく「自律神経の乱れ」が最大の原因なのだ。

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文責=色川賢也