誰でも美人になれる!? 自分に合ったパーソナルカラーで美女オーラをONしよう

生活実用

更新日:2018/7/9

『美人だけが知っている似合う服の原則―肌質×瞳の色で即・診断!』(矢吹朋子/主婦の友社)

 美人かどうかは、生まれ持った素質で決まるのだと思っている方は多いかもしれない。しかし、『美人だけが知っている似合う服の原則―肌質×瞳の色で即・診断!』(矢吹朋子/主婦の友社)によれば、自分の肌質や瞳の色に似合う「パーソナルカラー」を知れば、誰でも魅力的な美女になれるのだそう。そこで本記事では、著者の矢吹朋子氏が提唱しているパーソナルカラーの探し方をご紹介していきたい。

■男性ウケ◎なやさしげ美人に! 自分に似合うパーソナルカラーの見つけ方

 婚活などで男性に自分をアピールしたいときは目立つよう、派手な色を身にまとうことも多いだろう。しかし、矢吹氏よれば、男性を虜にするのは「派手な女子」ではなく、「やさしげ美人」なのだそう。例えば、張り切って女子カラーであるショッキングピンクの洋服を着て行っても、その色が似合っていないと「ただの派手な人」という印象を与えてしまう。

 こうした失敗を犯さず、やさしげ美人になるには、自分の肌質や虹彩(瞳の色)に合うパーソナルカラーを見つけることが重要になる。パーソナルカラーを知るにはまず、矢吹氏が提唱している肌質診断で、自分がイエローベースかブルーベースなのかを調べてみてほしい。

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 矢吹氏によれば、日本人はイエローベースだと思っている方が多いが、実は約6割もの人がブルーベースであるのだそう。そのため、お店ではブルーベースの人に似合いやすい服のほうが多く販売されているので、イエローベースの方は洋服を購入するときに注意しなければならない。

 そして、肌質を知った後は、自身の瞳の色に着目し、虹彩診断も行ってみてほしい。


 瞳の色は虹彩に含まれるメラニン色素の量によって個人差が表れ、年を重ねても色に変化が見られないため、一生似合うパーソナルカラーを知るてがかりとなるのだ。

 こうして2つのチェックを終えた後は、自分が「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」という4つのグループのどこに属するのかを確認し、パーソナルカラーを判断する。


 色は第一印象を左右するほど、大きな力を持っている。

 だからこそ、相手の心の中に存在感を残せるよう、パーソナルカラーの力を活用してみてほしい。

■自分に似合うメイク術もマスターできる

 色の力を活かして、目の前の相手に魅力を伝えるには服装を意識するだけでなく、自分に似合うメイクを知ることも大切になる。年齢を重ねていくと、肌の欠点を隠すメイクをしてしまいがちだが、大人女子に必要なのは美しさを引き出すメイクだ。そのためには、チークやアイシャドウ、リップなどにパーソナルカラーを取り入れてみるのがおすすめなのだと、矢吹氏は語る。

 例えば、肌ひとつとってみても、属するグループによって悩みは異なる。


 自分のパーソナルカラーではない色でメイクをすると若作り感や不自然さが出てしまうため、肌が本来持っている魅力が最大限に伝えられなくなってしまう。

 また、マスカラやアイラインも肌色に合わせて使い分けるのがポイントだ。特にマスカラはブラウンよりもブラックのほうが一般的だが、自分がイエローベースかブルーベースかによって、取り入れる色を検討していくことが大切なのだそう。こうして、女性としての魅力をしっかりと引き出してくれる矢吹氏のメイク術は、自分自身の魅力に気付くきっかけも与えてくれる。

 美人オーラは顔の造形だけでなく、身につける色によって作り出すことができる。人間関係は第一印象によって決まってしまうことも多い。だからこそ、ぜひ本書を参考に、自分の手で印象を操作できるような賢い愛され女子になってみてほしい。

文=古川諭香