Twitterでバズッた話題のレシピ本! イラストの上に「並べて・包んで・焼くだけ」【つくってみた】

食・料理

2018/10/19

『並べて包んで焼くだけレシピ』(上田淳子/主婦と生活社)

 料理をする時、慣れている人は目分量でやってしまうことが多いが、料理が苦手な人や初心者だと、材料を量って作るケースも多い。しかし毎回レシピ本やレシピサイトとにらめっこし、量りながら作っていくのは大変なこと。結果、「面倒くさい」とますます料理に抵抗を覚えてしまう。

 そんな人にぜひ試してほしいのが、『並べて包んで焼くだけレシピ』(上田淳子/主婦と生活社)。本書は、タイトル通り「並べて」「包んで」「焼くだけ」で作れてしまう簡単レシピの本。そして今までのレシピ本とはまったく違う、目で見て、材料を置いていくスタイルが特徴的な本だ。

 各レシピページには、下準備をした材料を並べるためのシートがついている。その上にクッキングシートを置き、そのシートの通りに材料を並べて包んで焼くだけ。一応分量も書かれているが、見た目で分かるので感覚でいけるのでは…? と、実際にシートのイラストを頼りに作ってみた。

■「チーズタッカルビ」(P.18~P.19)

 1つめは、「チーズタッカルビ」。切った鶏肉、玉ねぎ、ピザ用チーズ、キムチ、甜麺醤を、イラストの通りに並べていく。

 万が一に備え、クッキングシートの下にラップを敷いておくとより安全だ。並べたら、あとは包んで耐熱皿にのせ、電子レンジで5分加熱する。

 軽く混ぜてねぎを散らせば、あっという間にチーズタッカルビの完成だ。甘辛い甜麺醤と鶏肉と玉ねぎの旨み、チーズがしっかりと混ざり合い、10分ほどで完成したとは思えないクオリティ。量らず、何も考えずに作っても、しっかり美味しく仕上げることができた。

■「鯛と野菜のガレット」(P.46~P.47)

 2つめは、「鯛と野菜のガレット」。お刺身用の鯛、ズッキーニ、トマトをスライスし、順番に、イラスト通りに配置していく。横には塩、こしょう、オリーブオイルも忘れずに。

 あとは包んで、210度に予熱したオーブンで10分焼けば完成。

 包みを開けると、鯛の優しい香りがふわっと広がり食欲をそそる。シンプルな味付けだが、鯛やトマトから出汁がたっぷり出るので、むしろ素材の味が引き立つ最高の味付けだと感じた。切って並べて焼くだけなのに見た目もオシャレなので、人が集まる時に重宝しそう。

 包んで焼くことで、どちらも短時間でしっかりと味が染みわたっていた。また、お皿がほとんど汚れないので、後片付けも非常にラクなのがありがたい。もちろん、「ちゃんと量って作りたい」という人は量って作ることもできるので、その時の気力や余裕の具合で“適当さ”を変えることも可能だ。

 この『並べて包んで焼くだけレシピ』があれば、きっと様々な場面で大活躍してくれるはず。今までとはちょっと違う新感覚のこのレシピ本で、1人でも多くの人が「料理って意外と楽しい」「思ったより簡単!」と感じてくれたら、私も嬉しい。

調理・文=つきのんキッチン