自分に合っている? 超シンプルマーキング術と相性がいい? テキストの選び方指南/超シンプルマーキング術

暮らし

公開日:2023/5/18

 スキルアップしたいけれど、仕事や家事もおろそかにできない。学生の頃のように勉強時間がとれない。そう思っている方も多いのでは?

 『資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術』の著者は、40代半ばで働きながら資格試験に一発合格! 社労士、宅建、登録販売員など、多数の資格取得の経験を持つ著者が編み出した、最小限の努力で最大限の結果を出す勉強法「超シンプルマーキング術」。

 試験勉強のために早起きなんて必要なし。 しなくていい心得5カ条や、目指す資格の見つけ方などもご紹介。頑張りすぎることなく、短い時間で望んだ成果が得られる勉強法を探している方、必見の一冊です。

 テキスト選びは、自分に合っているものかということと、超シンプルマーキング術と相性がいいかが重要。

※本作品は書籍『資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術』(吉岡裕樹/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました

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資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術
『資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術』(吉岡裕樹/KADOKAWA)

資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術

使いやすい「テキスト」の条件

「テキスト」の条件チェックリスト

資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術

 テキスト選びを適切にできるか否かは、理解の深さや精度を大きく左右します。

 市販のテキストはいずれも、きちんと読んで理解すれば必ず合格できる内容になっています。しかし、自分との相性が悪ければ、集中して読むことができず、理解が深まりません。ですから、自分に合っているかどうか、自分の感覚を大事にしながら選ぶことが必須です。

 加えて、「超シンプルマーキング術との相性が良いか」も重要です。その条件が、左ページに挙げた10カ条です。

 ……と語った私ですが、実は、偉そうなことなど言えないのです。社労士試験のテキストは、「買ったけど、なんか違う」「これもイマイチ」を繰り返しては、20冊も買い込んでしまいました。そのうち、使ったのは2冊程度。なんと18冊分の失敗を繰り返しているのです。

 だからこそ、その教訓をもとに、皆さんに良いテキストの条件を紹介できるのだ、ともいえます。皆さんは私の轍てつを踏むことなく、以下のコツを意識して、良い出会いを果たしてください。

●動画講義にひもづけられている

 私のすすめるテキストの最重要条件は、「聞ける」ことです。テキストに書かれていることと同じ内容を、音声や動画で聞ければ、電車で座れないときも、歩きながらでも勉強できて便利です。とくに勉強の序盤においては、この「耳学」が大いに役立ちます。

 QRコードがついていて、動画にひもづく形式のテキストが、最近は多く出ています。ネット書店で「動画つき」と条件を入れて検索すれば、すぐに出てきます。

 ただし、そこで即「買う」をクリックするのは待ってください。自分の感覚に合うかどうかを確かめるために、できればリアル書店に足を運んで、同じものを手に取ってみるのがベターです。

●分厚過ぎない

 手に取ってみて「持ち運びが大変そう」だと感じたら、避けた方が得策です。この本で説明する勉強法には「テキストを見直す」という大事なプロセスがあります。重くてかさばるテキストは、出かける際、かばんに入れるハードルが上がり、スキマ時間を活用しにくくなってしまいます。学ぶ内容が多い資格でも、厚み最大3センチ、ページ数は400台をMAXと考えましょう。

●1冊で完結している

 予備校や通信講座で配られるような分冊型のテキストは、外でふと「あの箇所を確認したい」と思い立っても手元にない、ということが起こりがちです。全情報が1冊にまとまっているものを選びましょう。

●試験範囲全体を網羅している

 社労士のように複数科目が存在する資格の場合、まれに「ある分野だけ丸ごと扱われていない」ということがあります。この勉強法では、テキストを事典のように使用する場面もありますので、網羅性は非常に重要です。複数のテキストの目次を見比べて、おおよそ全範囲がカバーされているか、しっかり確認しましょう。

●章末にまとめの練習問題がある

 各章や単元の末尾に、練習問題のついているものがおすすめです。それは、問題を「解くため」というより、「読むため」です。内容をインプットした後、問題を見て「こういう内容なら、こういう問題が出るのか」と考える習慣が大切なのです。その感覚を養うと、試験問題を解く「基礎体力」がつきます。

●第一印象で「見やすい」と感じる

 手に取った本をめくって、第一印象を確かめましょう。文章が頭に入ってくるか、文字が大き過ぎたり小さ過ぎたりしないか、図や表が見やすいか、などを五感と照らし合わせ、判断しましょう。

●ポイントが端的に書かれている

 パラパラと見ていて「ここがポイントらしい」と初見でなんとなく分かるテキストは、良いテキストです。重要なところ、そうでないところがメリハリよく見分けられ、分かりやすく伝わるものを選びましょう。

●書き込みがしやすい

「超シンプルマーキング術」では、テキストに書き込みをします。行間が詰まり過ぎていないか、上下左右にコメントを書き込める余白があるかをチェックしましょう。

●目次が見やすい

 テキストを前から順に読むだけでなく、ランダムに開く場面が多いのも、この術の特徴です。目次が見やすければ、その作業が迅速になります。小見出しまで載っているなど、情報量が多く、整理されているものを選びましょう。

●索引がついている

 索引も必須です。調べたいことをピンポイントに調べられるという意味では、目次以上に重要です。とくに「超シンプルマーキング術」では索引を多用するので、必ずついているものを選びましょう。

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