挑戦する資格が決定。まずはスケジュール帳を用意して試験日までの計画を立てよう/超シンプルマーキング術

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公開日:2023/5/19

 スキルアップしたいけれど、仕事や家事もおろそかにできない。学生の頃のように勉強時間がとれない。そう思っている方も多いのでは?

 『資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術』の著者は、40代半ばで働きながら資格試験に一発合格! 社労士、宅建、登録販売員など、多数の資格取得の経験を持つ著者が編み出した、最小限の努力で最大限の結果を出す勉強法「超シンプルマーキング術」。

 試験勉強のために早起きなんて必要なし。 しなくていい心得5カ条や、目指す資格の見つけ方などもご紹介。頑張りすぎることなく、短い時間で望んだ成果が得られる勉強法を探している方、必見の一冊です。

 取りたい資格が決まったら、資格試験専用のスケジュール帳を用意し、必要勉強時間や試験日などを確認し、スケジュールを立てよう。

※本作品は書籍『資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術』(吉岡裕樹/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました

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資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術
『資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術』(吉岡裕樹/KADOKAWA)

資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術

取りたい資格の「必要勉強時間」を調べる

「この資格にチャレンジしよう!」と思い立ったら、最初に行うべきは「スケジューリング」です。

 どんなに良いテキストや問題集があっても、計画なしに突き進むのは危険です。いつまでに、どこまで知識をインプットするか、という予定を立てることが欠かせません。

 そこで、資格試験専用のスケジュール帳を用意しましょう。システム手帳のような大がかりなものである必要はありません。マンスリーのみの、薄手のものが1冊あれば十分です。

 手帳を用意したら、ガイド本もしくはポータルサイトを見て、取りたい資格の「必要勉強時間」を改めて確認しましょう。その数字は平均値ではありますが、「だいたいこれくらいかかる」という目安になります。

 次いで、自分が毎日どれくらいの時間を勉強に割けるかを予測しましょう。あくまでたとえばのお話ですが、平日に1時間、土日でトータル10時間勉強するとしたら、1週間の勉強時間は15時間、月にすればだいたい60時間となります。「必要勉強時間」をその数字で割ると、おおよそ何カ月ぐらいの期間、勉強すれば良いかが分かります。

 次は、試験日程の確認です。勉強に必要な期間が9カ月だとして、9カ月後に一番近い試験日程はいつかをチェックします。9カ月より手前に近い日程があるなら、「少しタイトに組もう」と思うもよし、「その次の日程にして、ゆっくり進もう」と決めるもよし。そうして決めた試験日が、「ゴール地点」となります。

資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術

直前1~2カ月はバッファとして取り置く

全体の勉強スケジュール

資格試験に一発合格! 要点だけ見えてくる 超シンプルマーキング術

 週明けから勉強を始めて、試験日がゴール、という大枠が決まったら、次はその期間を3分割します。この本で紹介する勉強法には、以下の三つの期間があるからです。

①基礎固め期
②実力養成期
③直前期

 まず、③の直前期を取り置きます。この期間に当たるのは、試験日直前の1~2カ月間です。多くの試験が試験日の1~2カ月前に出願開始となりますから、出願開始時期を目安に、その期間を丸ごと除外しましょう。これが、先ほど述べたバッファ期間です。

 逆にいうと、試験日の1~2カ月前までに、知識のインプットを全部済ませておこう、ということです。インプットを終えた後も余白があると思えば、心理的に楽ですね。

 ただし水を差すようですが、バッファ期間にも「復習」がありますし、過去問に当たるなど、直前期ならではの勉強があります。その他、願書を取りに行ったり、必要書類をそろえたりといった用事も発生します。「少々遅れても大丈夫」とは言いましたが、一応、念頭に置いておいてください。

 なお、出願期間は資格によって違うので、直前期より前に終了してしまう場合もあります。スケジュールを立てるタイミングで、よく確認しておきましょう。

一問一答の問題を「日割り」する

 直前期を除外したら、その手前にある期間を、半分に分けましょう。8カ月あるなら、基礎固め期が4カ月、実力養成期が4カ月です。この各期間でやるべきことを、割り当てていきましょう。

 基礎固め期では、一問一答問題集を「1周」します。ですから一問一答のページ数(もしくは問題数)を月ごとに割り、それをさらに週ごとに割り、最終的には日割りで「○~○ページまで」というふうに当てはめていきます。

「4カ月で1周か、かなりゆったりしているな」と思われたかもしれませんが、そうでもありません。この時期は、動画講義を見る時間なども多いので、意外と時間がかかると思っておいてください。

 次の実力養成期では、一問一答問題集を「2周」します。従って、基礎固め期の2倍のページ数(もしくは問題数)を割り当てていくことになります。

 またまた繰り返しますが、予定は狂うものなので、何度でも書き換える前提で仮決めし、その計画をスケジュール帳に書きましょう。思ったより時間がかかれば遅らせても構いませんし、逆に、思ったよりもスムーズに知識が入れば、ペースを上げてもOKです。実力養成期は2周、と言いましたが、それは「少なくとも2周」という意味です。3周できるなら、ぜひ3周しましょう。

<続きは本書でお楽しみください>

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