【第3回】『週刊ツリメ』/現在聞きたくない言葉ランキング第1位「就活」

エンタメ

2018/3/16

 言葉ってのは凶器に変わる時がある。僕にとって「就活」って言葉は殺気に満ち溢れている。まるで映画のワンシーンだ。僕が人質で、首元に刃物を突きつけられている。天国か地獄に行くかのどっちか。

 就活でも多分同じなのかな。内定をもらえるか、もらえないのか。ハァ〜胃が痛くなる。

 追撃でマイナビから定期的にメールが来るし。こんな事言ったら怒られるかも知れないけど、まるで脅迫メールです。でも凄いありがたいと思ってます。

 僕は高校時代、工業高校の機械科で旋盤とか溶接を学んでいた。なんでそこの高校に入学したかというと、家から1番近い学校だったのと、高校卒業したら就職するつもりだったから。自転車で40分くらいだったかな? 田舎だったからチャリ漕いでると口の中に虫が飛び込んできたり、帰りにタイヤがパンクして、SOS呼べないから歩きで帰ったりしてた。

 でも高校3年の春に、大学行ってYouTubeを続けようと思い、大学受験を決意した。

 大学で学びたかったのは、昔から興味があったプログラミングとかネットワーク関係だったので今の大学に入学したんだ。しかしプログラミングをやってみた結果、めちゃくちゃ苦手でした。ソースコードが複雑になるとさっぱり分からねえ。笑

 プログラミング含め、他の教科も理解出来ないと投げ出したくなるけど、理解出来たら楽しく感じる時がある。だから就職するならIT業界の方に行くと思います。

 3年生の夏休みはYouTuberの活動で忙しく、インターンシップに行けなかった。でも春休みは期間も長いし夏に比べたら余裕もあったので、3社にエントリーした。周りの人と比べらたらめっちゃ少ないけどね。

 僕が在学している大学の先輩方が、今までにエントリーした企業をマイナビがリストアップしてくれる。お陰で行きたいインターンシップ先を発見した。でも本当に行きたい企業はまだ見つかっていない。

 危機感が無いんだよね。何とかなるっしょっていう精神状態。精神科に行ってお医者さんに診てもらって、治してもらいたい。

 だから何で危機感が無いのか考えてみた。

 もし普通の大学生だったら就活に対して危機感はあったと思う。何故かというと道が1本しか無いから。就職する事しか考えられなかったと思う。でも僕はYouTuberでもあり大学生でもある。選択肢が2つある。どっちかが駄目でも選択肢が残っているから余裕が出て、危機感が無いのかも知れない。

 だからか気持ちに余裕がある。

 他にも理由があって、YouTuberとして知名度も上がり、そこそこお金を貰えるようになってきたからかな。Moneyを貰えるようになってきたって事は、僕達は成長しているんだ。その結果、僕達のやりたい事が幻想から現実になってきている。やりたい事が出来るようになってから、YouTuberとしての可能性に賭けたくなった。

 ただ5年後10年後、YouTuberとして生きて行けるのかって不安が大きくなってくる。

 もしかしたら今以上に再生回数が取れなかったり、人気が減ったりするかも知れない。そうなったらMoneyのもらえる額は減る。収入が減るって事は、生活の不安定を示す。

 未来が見えなくても楽しめる人間だったら、迷わずYouTuberとして生きる道を歩むだろう。

 だけど僕は少しでも未来が見えないとダメな人間だ。

 でも就活は正直したくない。笑

 だって仮に上手くいっても、そっちの道に行くかはまだ分からない。でもだ、最後どっちにでも行けるように道路は作っておかないといけない気がするんだ。そのために就活はする。

 分かってる馬鹿なのは。笑

 でも馬鹿なりに考えて行動してるんだ!!

 これがツリメのYouTuber就活。

◆執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
YouTuberプロダクション・UUUM(ウーム)株式会社所属。埼玉県出身の現役大学生でもあり、年齢は21歳。90万人のチャンネル登録者を抱える人気グループ「アバンティーズ」の一員として活躍しているが、じつはYouTuberを続けるか就職するかで悩んでいる(というかそもそも卒業できるのかアヤシイ)。絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。

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