【1分間名作あらすじ】没落貴族のシングルマザーが誓った、古い道徳との戦い――太宰治『斜陽』

文芸・カルチャー

2019/3/3

『斜陽 (新潮文庫)』(太宰治/新潮社)  物語の舞台は終戦直後。没落した上流家庭のかず子とその母は、東京の家を売って伊豆で暮らし始めた。貴族的で美しい母だが、最近は体調を崩しがちで寝たきりが続く。  そんな中、戦地で行方不明になっていた弟の直治が戻ってきた。戦地で麻薬中毒になった彼は、東京に住む小説家、上原のもとに... 続きを読む