車で避難生活を送るには? 快適な車中泊のための基礎知識/防災イツモマニュアル③

暮らし

公開日:2020/9/3

防災イツモマニュアル

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出版社:
ポプラ社
発売日:

地震・台風・感染症など、時に日常が一変します。そこで「イツモの暮らし」が「備え」になる、在宅避難の準備をしませんか? 本当に役立つ防災マニュアルから、避難と非常食について、「イツモ」できる役立つ知識をお届けします。

防災イツモマニュアル
『防災イツモマニュアル』(防災イツモプロジェクト:編、寄藤文平:絵、NPO法人プラス・アーツ:監修/ポプラ社)

車中泊の事前準備

安全な場所で車中生活を送ることも選択肢のひとつです。車は、装備や工夫で快適な居住空間になると同時に、ケガ人の搬送や物資の買い出し等でも活躍する災害時の強い味方です。

防災イツモマニュアル

POINT
自分の車や駐車場所と照らし合わせながら、事前に準備をしておきましょう。

取材協力(p16~18):CarLife Japan代表・一般社団法人日本カーツーリズム推進協会事務局長 野瀬勇一郎さん

車中泊の基礎知識

基礎知識を知っておくことで、快適な車中生活を送ることができます。災害前に車中泊を試しておきたい場合は、快適に過ごせる春や秋がおすすめです。

車内の温度を快適に
夏は風通しが良い所や日陰に駐車する。タープや車用の日傘の活用も有効。冬は日の当たる場所に。

防災イツモマニュアル

プライベートを確保
窓に新聞紙を貼ったり、ひもで服やシート、タオルを吊るして目隠しにする工夫を。

防災イツモマニュアル

アイドリングストップ
寒波や猛暑など命にかかわる場合を除いて、アイドリングストップが基本。やむを得ずアイドリングする場合は、マフラーが雪に埋もれて起こる「一酸化炭素中毒」に注意を。

エコノミークラス症候群の予防
姿勢が固まると血管が詰まるリスクがあるため、定期的に適度な運動を。予防効果のある弾性ストッキングも有効。

防災イツモマニュアル

POINT
エンジン停止中の長時間点灯で、バッテリーが上がり、車が動かなくなることがあるので注意しましょう。

車中泊のおすすめグッズ

車はテレビ、ラジオ、ライト、電源等が標準装備されている他、グッズを置いておけるのが特徴。汎用性の高い日用品を普段から車に積んでおきましょう。

クッション、タオル
段差やすき間を埋め、就寝時に体を平らに。

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レジャーシート
窓に貼り日差しや視線を遮断する。

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洗濯ひも、テープ
車内での衣類整理や簡易目隠しにも。

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シガーソケット
複数口の車載用充電器が便利。

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アイマスク、耳栓
就寝時、周囲の光や音が気になる時に。

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銀マット
目隠し、断熱、寝る際のマットなど多目的に。

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携帯トイレ
公共トイレが使用できない時用に常備。

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ウエットティッシュ
身の回りの清潔な環境確保に。

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LEDランタン&ヘッドライト
車内照明として必須。電池も忘れずに。

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▶マスクやアルコール除菌剤など、感染対策グッズも準備しておきましょう。

<第4回に続く>

この記事で紹介した書籍ほか

防災イツモマニュアル

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出版社:
ポプラ社
発売日:
ISBN:
9784591167359