「喫茶ドードー」「伝言猫」シリーズで大人気。 標野凪ワールドへようこそ! 2匹の働く猫がご案内します。

文芸・カルチャー

公開日:2024/3/16

「喫茶ドードー」「伝言猫」シリーズで大人気。
標野凪ワールドへようこそ! 2匹の働く猫がご案内します。

標野凪ワールドを働く猫たちがご紹介します。

advertisement

「喫茶ドードー」シリーズ、「伝言猫」シリーズなどで、疲れた心に、そっと寄り添う物語を紡ぎつづけている標野凪さん。そんな標野凪ワールドを、『ネコシェフと海辺のお店』のネコシェフと、『伝言猫が雪の山荘にいます』のふー太が、仲良くご案内をします!
どちらの物語にも共通しているのは、お仕事ができる猫が登場すること……だけでなく、佐々木単衣さんが登場します。
チェーン店カフェの店長で、フィンランド語を勉強している単衣さん。彼女はどんな悩みをネコシェフに打ち明けるのでしょうか。また、彼女の会いたい人と、その人からの言葉を、ふー太は見つけ出せるのでしょうか? ぜひどちらの物語もチェックしてみてくださいね。

『ネコシェフと海辺のお店』

内容紹介

青い波が打ち寄せる浜辺にぽつりと佇む小屋は、料理上手なネコシェフの店。ここに辿り着くのは、仕事や恋愛、子育てなどに悩み「現実から逃げ出したい」と切実に願う人ばかり。マイペースで饒舌なシェフは、旬の魚を使い腕をふるう。ホッキ貝のチャウダー、土鍋で炊いた鯛めし、タルタルたっぷりアジフライ――美味しい料理にほぐれた心の中にある本音に向き合った時、小さな一歩を踏み出せる。疲れた心にそっと寄り添う物語。

著者からのメッセージ

悩んでも、迷っても、答えは見つかる。そう信じています。だってほらそこに、あなたのネコシェフがいるじゃない。

■カバーイラスト/庄野ナホコ
カバーデザイン/青柳奈美

『伝言猫が雪の山荘にいます』

あらすじ

「喫茶ドードー」シリーズの著者が紡ぐ、じんわりと心があたたまる物語、第二弾。

あの世とこの世のあいだにあるカフェ・ポンの店主・虹子に雇われて、もう会えない人からの想いを伝える「伝言猫」として働くふー太。伝言を届けるべき人たちが、ある事情で一堂に会するという山荘に向かうことに。ところが、大雪によって全員、その山荘に閉じ込められてしまう。ミステリ好きのふー太は、なにか事件が起こるのではないかと、山荘にいるそれぞれの人物を探ろうとするが……。猫の視点から人間のあたたかさや優しさを描くハートフルストーリー。

著者からのメッセージ

今作については様々な要素を入れました。ミステリ好きでもそうでない方も存分に楽しんでほしいです。

■カバーイラスト/日下 明
カバーデザイン/長﨑 綾(next door design)
PHP文芸文庫

▼こちらもチェック!

『伝言猫がカフェにいます』

内容紹介

シリーズ第一弾!
あの世とこの世のあいだにあるカフェ・ポンの店主に雇われて、「もう会えない人」からの想いを伝える「伝言猫」の仕事をするふー太は、悩みを抱える人々にそっと寄り添う言葉を探していく。じんわりと心があたたまる物語。

■カバーイラスト/日下 明
カバーデザイン/長﨑 綾(next door design)
PHP文芸文庫

著者紹介

標野凪(しめのなぎ)
静岡県浜松市出身。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。2019年に『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』でデビュー。著書に『終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ』『占い日本茶カフェ「迷い猫」』『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』『伝言猫がカフェにいます』『本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。』『こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。』『伝言猫が雪の山荘にいます』がある。