読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

愛のひだりがわ

愛のひだりがわ

愛のひだりがわ

作家
筒井康隆
出版社
岩波書店
発売日
2002-01-24
ISBN
9784000220057
amazonで購入する

愛のひだりがわ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぐうぐう

2002年に刊行された筒井康隆のジュブナイル小説。帯には「マジック・リアリズムで描く、愛の冒険」とある。行方不明の父を探す旅に出る、少女・月岡愛の物語なのだが、近未来を舞台としたSF仕立てにしてある。知恵と勇気で困難を乗り越えていく冒険譚のように見えて、殺人や暴力といったシビアな展開が随所に配置されている。マジック・リアリズムのマジックだけではなく、リアリズムにもきちんと比重を置いている、その筒井の姿勢が、小説を躍動させている。(つづく)

2019/05/31

ゆきえ

これはこれでおもしろかったのだけど、私は筒井氏には、毒やユーモアなどを期待しているので、ちょっとがっかりした。でももちろん、考えさせられることもあったので、まあ読んでよかったかな、と、思う。

2015/04/03

Ai

舞台は、穏やかな平成日本かと思いきや、マッドマックスみたいな荒廃した日本。そんな過酷なある町で、孤児になった愛ちゃん。父親を探しに行くため、意地悪な養父母の元を飛び出した彼女が出会う人々は、とにかく涙が出る程優しく、愛情が深い。そして、犬たち。大きいワンコも小さいワンコも、愛ちゃんの周りを飛び跳ねる絵が頭に浮かび、気持ちがとても温かくなる。旅路を通して彼女が成長していく過程は、頼もしくなると同時に、ラストで切なくもなる。自分の娘が大きくなったら読ませたいと思った本でした。

2019/08/23

がんちゃん

いつ以来だろう?筒井康隆。もっと軽いタッチの作風だったかと。 近未来?の設定で主人公愛ちゃんの冒険のお話。さまざまな人に支えられ、痛快だけどちょっと切ない。

2015/08/31

さと

旅のラゴス に続く筒井作品。またしても旅を通して私に訴え問いかけてくる。怒りとは、悲しみとは....。 荒廃した近未来社会、父を探すために旅に出た少女が、事件に巻き込まれながらも心優しい人達に出逢っていく。そして心にある怒りに対し冷静に向き合いながら対極の優しさを知っていく。あらゆる感情を認め受け入れていった時人は強くなる。父に放たれた言葉や感情は自分のひだりがわからの卒業でもあったのかもしれない。

2014/03/16

感想・レビューをもっと見る