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歳月

歳月

歳月

作家
鈴木敏夫
出版社
岩波書店
発売日
2023-07-08
ISBN
9784000616027
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歳月 / 感想・レビュー

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ヒデキ

共同通信の記事をまとめた本です。 鈴木敏夫さんが、克って逢われた方との思いでを 述べられています。 ご本人が、楽しかった思い出を述べていられるので、楽しく読めました。 著作をお持ちの方の書籍を色々述べられていて 読みたくなった本が、いっぱいでした

2023/07/16

ぐうぐう

つくづく鈴木敏夫は、人たらしなのだと思う。しかしそれは、プロデューサーという職業において、重要な能力であるに違いない。と同時に鈴木は、語りの上手い人でもある。それもまた、プロデューサーには必要な能力なのだろう。鈴木が出会った人物達とのエピソードを各人3ページほどという短さで紹介する『歳月』だが、鈴木のそのふたつの能力を心地よく感じさせられ、読まされる。にしても、想像以上に幅広い人脈には驚いた。監督や漫画家、アニメーターといった人々との関係性は、鈴木の履歴を知っていれば納得のいくものだが、(つづく)

2023/08/04

akihiko810/アカウント移行中

ジブリの鈴木敏夫Pによる、鈴木と交流のあった著名人との交流録をまとめた短文集。共同通信配信記事。印象度B-  ここ最近ジブリ関連本を読んでる。本作は、人数は多いが短く内容が薄いのでたいして面白くはなかった。 唯一面白かったのは、ガンダムの富野の話。富野との対談で、「僕はあなたに捨てられた」と言われるも、事実鈴木は富野でなく宮崎を選び取った過去があるので、何も言えなかった、という話。

2023/12/03

Y

出てくる人たちの顔ぶれがすごい。今をときめく若者たちのスターから大御所までこんなに幅広い年齢層の人と付き合ってきた人ってなかなかいないんじゃないだろうか。手塚治虫のエピソードが印象深い。思っている以上に真剣に戦争をなくそうと考えて漫画を描いてきた人なのかと思った。鈴木敏夫の魅力はなんといっても背景に魅力的な人間関係をいくつも築いてきたというところにあるんだろうと実感した。そして考えてみれば人は自分一人では自分にはならないんだと思い至る。一人一人の話をもっと深く掘り下げてほしいと思った。

2023/11/27

やまねっと

随分沢山の人のことが書かれている。ラジオに事あるごとに出てくる人たちなので、既読感もあるが、改めて文章で読むと考え深く感じる。徳間社長の話はなかなか良かった。どの話も面白かったが、井上ひさしについても読んでみたかった。 この「歳月」の連載はまだ、続いているらしいので、続刊を希望する。 鈴木さんも良い歳なので、早くリタイヤしろよと思っている人もいていると思うが、この本にも書いているが、死ぬまで映画を作り続ける気構えがあると思ってる。 鈴木さんが死ぬまでジブリは続くと思う。長生きしてください。

2023/07/28

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