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上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

作家
上野千鶴子
小笠原文雄
出版社
朝日新聞出版
発売日
2013-02-20
ISBN
9784022510587
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上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

施設の家賃分のサービスを自宅で訪問介護やヘルパー、ボランティア、などの世話になる。自宅死が安らかだということですが、問題は何かあった時(転んで骨折したとか)、料理中火が出たとき、老人の一人暮らしは何かと心配で離れて暮らす子供は施設に入れたがる。この本では一人暮らしでも診取りまでできるとか、寝たきりでも尿道カテーテルやセデレーションで夜はぐっすり眠れるとか・・・。どちらが幸せなんだろうか。

2013/07/23

G-dark

かつては一人の老後はみじめだと考えられてきました。今の時代は違います。一人だからこそ、家族の都合により施設や病院での死を余儀なくされることなく、住み慣れた自宅での死を選択できたりします。また、家族がいる場合でも、元気なうちからいざという時のことを家族と話し合い、自分の意思を書いて書面にしておくことで、在宅療養が可能となる…という本。「遅かれ早かれ「なにかある」のです。なにかあった時、本人がいちばん安心できる場はどこかを想像し、その実現のためにどうすべきかを逆算して考えることが必要」などが参考になりました。

2017/05/21

いつかだれもが「おひとりさま」になるときが来て、終末のときを迎える。上野さんが質問して小笠原先生が答えるという形をとっている本書は、漠然とした不安のなかで星灯りを見つけたように思えた。わたし自身の今後を考えるうえでも

2015/06/23

小鈴

高齢化社会、長生きが当たり前の社会。あなたは最後どこで死にたいですか?病院ですか、自宅ですか?非婚・離別・死別シングルだけでなく、家族がいても自宅で安心して旅立つ方法はあるのか?あります。その具体的な方法を、在宅ひとり死(在宅ホスピス緩和ケアを支えてきた医師小笠原文雄氏に質問形式でまとめてあります。認知症やガン死などの事例を具体的に。ガンの場合は30,50代の事例もあります。これを読むと安心して無理せず死ぬってこういうことなんだとほっとするでしょう。もっと多くの人に知ってもらいたい。

2013/03/01

壱萬弐仟縁

終末医療。自然死。死の直前、人間はいかに死を迎えるべきか。今日の超高齢社会において問われるところ。死に方として、「希望死・満足死・納得死」が3点セットという(12頁)。基本的に、死を迎える際、事故や病気が多いと思う。その中で、若くして不幸にも亡くなる人もおられる。問題は、高齢となって金銭的不安や健康不安を口々に訴える日本社会の病理ではないか。リアルな質問にまじめに答える本ゆえ、しんどい内容。61頁の輪になった在宅ホスピス緩和ケアの図式はよかった。患者が安心する図式ゆえ。苦しんで苦しんで死ななければいけぬ?

2013/08/28

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