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鈴木涼美

職業・肩書き
作家
ふりがな
すずき・すずみ

プロフィール

最終更新 : 2023-08-24

1983年、東京都生まれ。慶應義塾大学在学中にAVデビュー。東京大学大学院での修士論文が『「AV女優」の社会学』として書籍化。日本経済新聞社記者を経て、現在はフリーの文筆家。『娼婦の本棚』『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子との共著)など著書多数。小説に『ギフテッド』『グレイスレス』(共に芥川賞候補)『浮き身』がある。

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鈴木涼美が女の人生のアレコレを読み解く「めめSHEやつら」が『ダ・ヴィンチ』で連載開始!

鈴木涼美が女の人生のアレコレを読み解く「めめSHEやつら」が『ダ・ヴィンチ』で連載開始!

 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年9月号(8/4発売)からの転載になります。

 『AV女優の社会学』で鮮烈なデビューを果たし、舌鋒鋭く世俗のアレコレを読み解き、近年は小説が連続で芥川賞候補になるなど大注目の作家・鈴木涼美さんの連載「めめSHEやつら」が『ダ・ヴィンチ』でスタート!  さまざまなカルチャー作品から、女の人生を優しく鋭く見つめる連載第1回を、特別全文公開します。

ピッキーな彼女の事情

 二十九歳で西麻布在住でワインの分かるふりなどし始めた頃の私は、口ではもう来年で三十歳だわヤバイよね二十代とは肌の弾力が違うよね、と言いつつ心の中ではハタチのことも四十路のことも思いっきり見下していた、と言うと言いすぎだけど少なくとも誰かに劣るなんて微塵も思っていなくて、要は自分への客観的評価など気にしないほど面白可笑しく生きていた。で、十九、二十歳のガキに対してもアラフォーのオバサンに対しても結構辛辣なことを言っていたわけで、自信過剰の二十九歳だった私の一言一言がアラフォーというかリアル四十歳のワタシにブスブス突き刺さっている。  たとえば十年と…

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