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魔女は月曜日に嘘をつく3 (朝日文庫)

魔女は月曜日に嘘をつく3 (朝日文庫)

魔女は月曜日に嘘をつく3 (朝日文庫)

作家
太田紫織
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-03-07
ISBN
9784022648235
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『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』著者による「魔女」シリーズ、待望の第3巻発売!

『魔女は月曜日に嘘をつく』3巻(著:太田紫織、装画:清原紘、装丁:アフターグロウ/朝日新聞出版)

 心ときめくキャラクターミステリー『魔女は月曜日に嘘をつく』第3巻が、2018年3月8日(木)に発売された。

 同書は累計100万部を突破し、漫画やアニメ、連続テレビドラマにもなった大人気シリーズ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の著者・太田紫織による「魔女」シリーズの第3弾。北海道・江別市のハーブ農園「フクロウの丘」を舞台に物語が繰り広げられる。

 登場人物は、農園オーナーで人嫌いの“魔女”卯月杠葉(うづき・ゆずりは)と元エリートサラリーマンの犬居克衛(いぬい・かつえ)。そして2人のもとを訪れる様々な客たちが、楽しくほろ苦いストーリーを織りなす。

 シリーズ第3巻では、フクロウの丘に残されたフェレットと謎めいた中学生・セージが物語の鍵を握ることに。距離が徐々に近づきつつある杠葉と犬居の関係は一体どうなるのだろうか…?  人間ドラマの描き方に繊細さと深みが増し、シリーズの魅力であるハーブや植物の存在感もパワーアップ。同書でほっこりした時間を味わってみ…

2018/3/14

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魔女は月曜日に嘘をつく3 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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はるき

かなり久々の続刊。相変わらず嘘を許さない鋭い舌鋒にひやひやします。人生の苦さを隠さないので痛痒かった~。

2018/03/17

よっち

思い切ってカフェを始めたものの、杠葉との距離を感じるようになってしまった犬居。そんな二人の元に捨てフェレットや事情を抱えた中学生セージが現れ、夏の間居候することになる第三弾。彼女のために何とかしようとして、それが杠葉さんのありようと相容れなくて衝突する何とももどかしい展開でしたけど、様々な交流でお互い感じたこともあって、積み重ねてきた犬居さんの真摯な想いはきちんと魔女に伝わっていたんですね。もう続きが読めないかもと危惧していましたが、エピローグで明かされる杠葉さんの真意を読めて本当に良かったと思えました。

2018/03/05

assam2005

杠葉の過去と嘘を嫌う理由が明らかになった3巻。その理由に心理的には理解はできるけど、その態度は理解がなかなか難しい。ただ、所々出てくる杠葉の言葉は胸に響く。今回一番印象的だった言葉は「責任の取れない命に、安易に手を差し伸べるのは、罪なこと」。動物だけでなく、庇護を求める子供にすら、この言葉を当てはめるのにズシッときました。命あるものを守り育てるということは、命を預かることであり、責任を負うこと。普段何気なく「親」である自分自身も、この責任を負っている。そこから日々「命の尊さ」を学んでいるのかも。

2018/04/12

しぇん

もう出ないと思っていた続編。エアロ文庫はどうなった?内容大分忘れてしまったよ…。とか重いながら読了。切ない話の3編の構成でした。不毛な愛憎。捨て荒れてしまったペット。再婚の問題でしたがそれぞれ淡い救いがあってよかったです。最後に魔女の秘密と本音が明かされて驚きでしたが、続きで何らかの進展が読める事を願っています。…養子縁組とかいいだされるあたり先は微妙に遠いかもしれませんが。

2018/03/09

陸抗

フクロウの丘で、カフェを始めた犬居。それを期に、杠葉さんとぎくしゃくするようになってしまったけれど、捨てられたフェレットや、家族に疎まれている中学生の問題に真摯に応えているうちに、犬居と杠葉さんも徐々に距離が縮まったみたい。フェレットのおはなも、セージ君も、2人にとっては大切な出会いだった。

2018/03/08

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