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増補改訂版 「守り人」のすべて

増補改訂版 「守り人」のすべて

増補改訂版 「守り人」のすべて

作家
上橋菜穂子
偕成社編集部
二木 真希子 佐竹 美保
出版社
偕成社
発売日
2016-12-14
ISBN
9784037501600
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増補改訂版 「守り人」のすべて / 感想・レビュー

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starbro

上橋菜穂子は、新作中心に読んでいる作家です。『精霊の守り人』ドラマシーズン2を視ているので、復習のため読みました。『守り人』シリーズのファンには必見のガイドブックになっています。書下ろしの特別短編『天への振舞い』(増補改訂版のみ収録)がバルサの強さとやさしさを感じさせ、良かったです。ドラマシーズン2は後2回で終了ですが、今年11月からの、シーズン3も楽しみです!!!本書で感想登録が999冊となりました!

2017/03/05

ユメ

守り人シリーズの愛読者にはたまらない一冊。国際アンデルセン賞授賞式でのスピーチで上橋さんが使った「〈他者に成る〉力」という言葉が印象に残った。子どもの頃、私に想像の力を授けてくれ、そして大人になってそれをまた思い出させてくれたのこそ、守り人の物語だなと思う。書き下ろし短編の「天への振舞い」と「春の光」は、どちらもバルサの心情がひたひたと沁みてきて、胸がいっぱいになった。バルサとタンダの関係を表す「つれあい」という言葉の春の光のような温もりが優しい。本当に、このシリーズの読者になれてよかった。

2017/04/11

井月 奎(いづき けい)

今が旬の蚕豆、美味しいですよね。さやを向いてぱくぱくと口を動かして、ふと気が付くとさやの山にびっくり仰天。「こんなに食べたんだ!」って。「守り人」シリーズもそうです。気が付くと十二冊読了していて、お、こんなに読んだのか、と少しの驚き。そしてこれは長い物語ですから、登場人物も多く、場所も広大に広がっています。読み返すときにこのガイドブックを利用すれば理解が深くなって、隠されたものも見つけやすくなります。便利ですコレ。巻末の掌編二つも秀逸です。とくに「春の光」がバルサとタンダに柔らかく降り注ぐ様子は泣けます。

2017/05/09

ピロ麻呂

とりあえず「精霊の守り人」を読んだので。世界設定や人物、用語辞典、それに短編2編収録☆ますます守り人シリーズにハマりそう。

2017/07/09

ヤクモ

「守り人」シリーズの公式ガイドブックですが、最近のドラマ化などに合わせた増補改訂版で、ちょうど始まった第2期を観ながら読んでいます。ドラマ美術の山口類児さんとの対談も含まれており、ドラマの世界観やセットの作り込み方の話がたのしめます。対談で出てくる小物(燭台など)が映るとおっ!となります。他にアニメ化の神山監督の寄稿や英語版訳者の平野さんとの特別講演、スピンオフ短編の「天の振る舞い」、バルサとタンダのその後を描いた「春の光」、登場人物や設定紹介など、ファンサービス満載の1冊です。

2017/02/05

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