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ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)

ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)

ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)

作家
一穂ミチ
竹美家らら
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2014-07-12
ISBN
9784040669052
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ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン) / 感想・レビュー

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扉のこちら側

初読。2014年505冊め。過去を抱えた和章が柊に出会って再生していく様子がよかった。ふったらどしゃぶりを再読せねば。「熊蜂の飛行」の話がとても印象的。特典SSでも断然ベタ甘ですね和章さん…この新居も高級マンションなんだろうな。

2014/08/09

ふかborn

☆非常に素晴らしい。前作はスラングが溢れていて読みにくかったが、今作では舞台が郊外や植物園という事もあり、草木や天候の描写が多く、登場人物の真面目さも相まって、密やかで静謐な雰囲気がする出来栄え。大学生時代の恩師とその孫の柊、その柊が教える樹木の成り立ちや山々の季節に触れて、意識出来るくらい少し赦される和章に、うおぉ~ん!柊に逢えて良かった、良かったね和章!と慟哭の嵐。整との邂逅に、和章との関係を詳しく知らぬも、劣等感を示す柊の表現が素晴らしく良い。祖父の不在、和章が感覚の発露をするのに 続く。

2014/11/26

JUN+

「ふったらどしゃ降り」でその後が気になっていた和章の、あれから一年後の話。しかしこの和章って一般的な男のマイナス要素を凝縮したような性格してて、なかなか共感しにくかった。でも柊と出会って少しずつ彼の内面に変化が起きて、柊もまた和章との出会いで成長する部分があって、お互い良い相手がみつかってなんだかホッとした。でもどうせ変わるなら、あまり余計な人間達のエピソード入れずに、柊との愛情をゆるぎないものにまでじっくり描いた上で、整と再会してお互いの幸せを認め合えるところまで書き切って欲しかったな~

2014/09/12

えみみ@ヒプマイ沼

「ふったらどしゃぶり」のスピンで和章の救済作。表紙が重苦しい感じであまり進んでは読む気にならなかった(^^;)和章の性格もあまり好きじゃないし……冒頭のあたりを読んでもその印象は変わらず。対して柊(しゅう)の泥まみれな感じは明るくて好印象でした。読んでみて、前作では分からなかった、和章がなぜ整を抱かなかったのか、などなど和章側の心境が分かってようやくスッキリしました。てっきり、セックス自体を嫌悪してる人かと思っていたので。後半に入っていたお話、今後の二人の未来が見えてくるようなブライトガーデンは結構好き♪

2014/08/23

扉のこちら側

2016年218冊め。春の気配を感じはじめ、植物の話が読みたくなった。この作品はたぶん新緑の頃にまた再読するだろう。

2016/03/28

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