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死にたくない 一億総終活時代の人生観 (角川新書)

死にたくない 一億総終活時代の人生観 (角川新書)

死にたくない 一億総終活時代の人生観 (角川新書)

作家
蛭子能収
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-10-10
ISBN
9784040823126
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死にたくない 一億総終活時代の人生観 (角川新書) / 感想・レビュー

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きみたけ

著者はご存知、漫画家の蛭子能収さん。現代の自由人こと蛭子能収は終活とどう向き合っているのか。自身の総決算としてこれまで真面目考えてこなかった「老い」「家族」「死」について自問自答します。我々の知るイメージと変わらないゆるいキャラクターで、「死にたくない」の思いの裏で「愛、自由、時間、お金、仕事」の優先順位で生きていくそうです。 これは偶然につき仕方がないが、JR福知山線の脱線事故で妻と妹を失い、娘が重症となった被害者のJRとの闘争劇を直前に読んだ後だけに、蛭子さんのユルさに少しイラッとしてしまいました😅

2021/06/09

坊っちゃん

★★★ kindle unlimited。蛭子さん、日本人男性の平均寿命がおよそ80歳なのを知って、そんなに長生きなのか、と思った後で自分の年齢がすでに70を超えている事に気づき、残り10年じゃんと(笑)。長生きするためには人間関係などで無用なトラブルを起こさないことと説く。死んだら全てが「無」だから、とにかく「死にたくない」と語る蛭子さんでした。蛭子さんのパーソナルな部分については、昔から根本敬の著書などで知っていたので特に驚くことはなかったです。(コメント:2020/07/02)

2020/07/01

でんちゅう

友だちが読み終えて譲り受けました。「死にたくない」蛭子さんの人生観が述べてあります。分かりやすくも崇高な姿勢で、良い文を書かれてます。老作家の人生論を読んでる様な気さえしました。バラエティ番組で見る姿とは真逆で、真剣に自分の考え方を述べていて爽快でした。「自由はお金で買えることもあったけれど、時間もお金で買えることはあったけれど、愛だけはお金で買えませんでした」「死にたくない。それは、妻とずっと仲良く一緒に生きていたいからです」最後に本音が述べてあり、愛されるべく方だと思いました。

2020/10/25

bapaksejahtera

疲れた時に丁度良い蛭子さんだが大分調子が違う。軽度認知症とされ、路線バス番組への定期的な出演も無くなった頃の本。直後後レビー小体型認知症と診断され活動も縮小した。そういう環境だから自ら著述をする訳が無いと思うし、口述を受けライターが書いたような感じが強い。今どきに有り勝ちな「思っている自分がいる」だの「部分」等の表現があるからだ。但し老齢に達した蛭子さんらしい感覚で、人格の一貫性は感じられる。全面的に承服はできないが、老人の生き方として首肯できる記述が多い。同じような世代の考えを知る真面目な読みやすい本。

2024/03/01

tori

クレイジーな作者の本を読みたいと思って目に付いたのが蛭子さん。笑 あの話し方と笑顔がなく文章のみ故か、とても普通の感覚を持った印象で拍子抜けした。エッセイではないが、自分の思うままを書き連ねてる感じ。「死にたくない」のタイトルに反せず、その感情がよく出ていた。若すぎると感情移入しづらい本かも?

2019/11/28

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