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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)

作家
万城目学
出版社
KADOKAWA
発売日
2013-01-25
ISBN
9784041006870
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 個人のおすすめ本を全国書店へ展開させる企画「ベスト・オブ・ベストレビュアー渾身の5冊」が、2016年11月18日(金)より全国約600書店にてスタートされた。

 同企画は、日本最大級のレビュー数を誇る書評サイト「読書メーター」と、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』の共催で今年7月に開催された、ベストレビュアーを決定するコンテスト「読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞」とのコラボレーション企画第二弾となる。

 7月に実施した第一弾企画では、「レビュアー大賞」と連動して課題図書となっている話題作8作品を紹介した店頭フェアを実施。多くの人が話題作を手に取る機会となった。  「レビュアー大賞」は「課題図書」8作品合計1,505件の応募から、予選・本選を経て各作品ごとにベストレビュアーを1名ずつ決定し、さらにその中から“ベスト・オブ・ベストレビュアー”を選出した。  今回実施する第二弾企画は、“ベスト・オブ・ベストレビュアー”に選ばれたユーザー、A10が選りすぐったおすすめ文庫5タイトルを“渾身の5冊”として全国約600書店の店頭で展開する。個人が…

2016/11/18

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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

可愛らしくて心があたたまる優しい話でした。犬と猫で夫婦という形も素敵な関係だったし、茶室でマドレーヌが食べたくなりました。人同士、猫同士、猫と犬、人と犬猫など様々に一期一会があるけれど、ひとつひとつを大切にしたいと思いました。

2019/03/28

ehirano1

静かでほっこりにビターが混ざっています。各々のお別れを通して成長していきながら各々の「生」を紡んでいくのでしょう。悲しみの中にも逞しさを感じました。良い作品でした。

2018/06/16

風眠

マドレーヌ夫人。かのこちゃんの猫で、玄三郎(犬)の妻でもある。かのこちゃん(小1)とマドレーヌ夫人、それぞれに出会いがあって、それぞれの別れがあって。かのこちゃんとすずちゃんの「ふんけーの友」ぶりにクスクスっとしたり、ハラハラしたり、切なくなったり。そしてマドレーヌ夫人と玄三郎の種別を越えた愛には、クラクラするほど打ちのめされるし。何気ない日常にドラマがあって、絆があって、生きている。命が愛しい物語。『鹿男あをによし』の彼がかのこちゃんパパというリンクもうれしい。乙女チックな文章も書くんだな、万城目学。

2013/06/01

seacalf

タイトルにもなっているそれぞれの名前の由来を丁寧に綴っていくのだが、それがとても素敵。この作家さんの不思議なセンスと柔らかさが伝わってくる。小さい子らしい突飛な行動と賢しさを備えたかのこちゃんの振る舞いに微笑みつつ、何と言っても、このお話の中心はマドレーヌ夫人。何ゆえ夫人?と思うが、読み進めて納得。この異種間を越えた穏やかで温かい夫婦愛と、体を張った健気な大冒険が涙を誘うのだ。数ある猫の小説の中でもかなり魅力的なマドレーヌ夫人。自分の子供時代のことも思い出しながら、爽やかさに包まれた読書でした。

2017/04/13

射手座の天使あきちゃん

鼻てふてふ遊びに興じ「ござる」言葉を駆使する「ふんけーの友」すずちゃん&かのこちゃん 恐るべき小学一年生(笑) そして夫・玄三郎(人生を重ねた柴犬)&妻・マドレーヌ(バイリンガルなアカトラ猫) 素敵なご夫婦です♡ ちょっぴり不思議で変てこな世界にようこそ! なごみますよん♪ (^_^)V

2013/02/24

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