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あとは野となれ大和撫子

あとは野となれ大和撫子

あとは野となれ大和撫子

作家
宮内悠介
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-04-21
ISBN
9784041033791
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あらすじ

中央アジアのアラルスタン。ソビエト時代の末期に建てられた沙漠の小国だ。この国では、初代大統領が側室を囲っていた後宮(ハレム)を将来有望な女性たちの高等教育の場に変え、様々な理由で居場所を無くした少女たちが、政治家や外交官を目指して日夜勉学に励んでいた。日本人少女ナツキは両親を紛争で失い、ここに身を寄せる者の一人。後宮の若い衆のリーダーであるアイシャ、姉と慕う面倒見の良いジャミラとともに気楽な日々を送っていたが、現大統領が暗殺され、事態は一変する。国の危機にもかかわらず中枢を担っていた男たちは逃亡し、残されたのは後宮の少女のみ。彼女たちはこの国を――自分たちの居場所を守るため、自ら臨時政府を立ち上げ、「国家をやってみる」べく奮闘するが……!?

内紛、外交、宗教対立、テロに陰謀、環境破壊と問題は山積み。
それでも、つらい今日を笑い飛ばして明日へ進む
彼女たちが最後に掴み取るものとは――?

※本書は、2017年4月21日に配信を開始した単行本「あとは野となれ大和撫子」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)

あとは野となれ大和撫子 / 感想・レビュー

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starbro

宮内悠介は、新作中心に読んでいる作家です。第157回直木賞候補作3作目です。初めて著者のSF以外の作品を読みました。現地を取材したようですが、常に死と隣り合わせの地域の割には緊迫感は感じられませんでした。主人公ナツキのキャラクターのせいかも知れませんが・・・宮内悠介は、やっぱりSFの方が良いのかなぁ?現時点では『BUTTER』が直木賞の本命です。

2017/06/23

ナイスネイチャ

図書館本。中東アジア小国の大統領が暗殺され、国の中枢幹部が逃亡し、大統領の後宮にいた少女たちが立ち上がり国を守っていく話。まあ出来すぎ感はありますが、ストーリ―としては面白かったです。ただ大和撫子?日本人?って感じは一切ない。

2017/07/01

海猫

架空の国家を作り上げる手腕が見事。序盤飲み込むのに戸惑うだけで、全体的に読みやすい。別視点を各章の終わりに架空のブログ記事で挿入しコンパクトに読ませたり、仕掛けが凝って巧み。なかなかの力作ではあると思う。で面白かったか?になるとちょい微妙。地味に迫真の描写になるか荒唐無稽スレスレの派手な展開になると良かったがどっちにも寄らず、リアリティバランスのとり方が苦手。あとになるほど期待したものとはズレるので、私の好みに合わなかったと言うしかない。これ原作のTVアニメが作られるならぜひ見たいとは思うのだけれども。

2017/07/29

ダミアン4号

良くも悪くも“少女漫画”な物語。タイトルからコミカルなストーリーだとばっかり…実際は“重たい現実”を織り込んだお話。今も紛争が絶えない“あの地域”の架空の国…演説中の大統領が狙撃され死去…国を支えるべき議員達は治世を放り出して逃げ出し残されたのは“後宮”と呼ばれる大統領の庇護下で教育を受けてきた少女達…“我が身可愛い”の大人達に代わって国の治世を行う少女達のなんと健気(?)な事か!こういう物語にはお約束の“出会い最悪的”な恋人(?)とか姉と慕っていた少女の正体がとか使い古された感はあるけどやっぱ王道(笑)

2017/06/25

kaz

面白かった〜!地名や人名がオリエンタル過ぎて、初めは馴染みにくかったけど。これほど大勢の登場人物達がそれぞれみんな魅力的な小説は、そうない。キャラもいいけど、ストーリーも面白い。架空の国だけれど、とってもリアリティがある。エンターテイメントとして抜群でした。

2018/01/01

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