読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに

僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに

僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに

作家
二村ヒトシ
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-07-29
ISBN
9784041044995
amazonで購入する Kindle版を購入する

「僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに」の関連記事

セックス=抜け道の真意とは?『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』 二村ヒトシ監督インタビュー(3)

 「川原泉の新作が出るというので『ダ・ヴィンチ』が取り上げたり、萩尾望都が『ポーの一族』の新作を出したりと、“あの頃”の少女マンガが今熱いんですよ。しかも『マンガ家生活◯周年』という懐メロではなく、今の我々の問題として読める、というね」と少女マンガについて熱く語る、アダルトビデオ監督の二村ヒトシさん。少女マンガと現代人の問題に鋭く斬り込む『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』について伺うインタビュー。最終回は「セックス=抜け道」の真意などについて伺います。

■『綿の国星』で描かれた、心の中の“異性”

 初めて少女マンガを論じたと言われる、1979年に出版された評論集『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』(橋本治/河出書房新社)に影響を受けたという二村さん。著者の橋本治が「史上稀に見る“美しい作品”」と評した『綿の国星』を、二村さんも「傑作! 文庫で全4巻だから、みんな読むべき!」と大絶賛する。捨てられていたチビ猫が須和野家で飼われることになるファンタスティックな作品で、このマンガに登場する猫は「猫耳」のある人間の姿で描かれており、人の言葉を…

2017/9/1

全文を読む

現代人が抱える問題を描く“名作少女マンガ”の凄みとは? 二村ヒトシ監督インタビュー(2)

 アダルトビデオ監督である二村ヒトシさんが少女マンガの名作を読み込み、斬新な解釈から現代人がつまずいている問題をあぶり出す、愛することも愛されることもうまくいかない人たち必読の書『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』(KADOKAWA)。今回は「ついつい頑張ってしまう人」の恋や人生がうまくいかない問題についての話題から。

■比べて頑張ってしまうから、息苦しくなる

 現在も連載が続く演劇マンガの金字塔『ガラスの仮面』。二村さんは「紫のバラの人の正体とか、速水真澄と北島マヤの恋愛を中心に考えるとありがちな少女マンガになっちゃうけど、これは姫川亜弓と北島マヤの恋愛なんだ、しかも百合とは違う、少年マンガ的な殴り合いだって考えると、すごく色んなものが見えてくる」と言う。

 「これは亜弓の演劇能力が通用しない怪物=マヤが現れたという話なんです。亜弓が何を繰り出してもマヤの方が一枚上手。そしてマヤは才能に愛された天然であり、『自分がない人』でもある。そんな怪物とライバル関係になってしまったがために、亜弓は揺さぶられてしまう。しかも亜弓はこういう関係で…

2017/8/31

全文を読む

関連記事をもっと見る

僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

まさひろ

全ての作品を読みたくなった。 読んだ上で、もう一度じっくりこの二村ヒトシ氏によるレビューを読み返し、それらを合わせた自分なりのレビューを書きたい。

2017/09/29

おさと

そもそもわからないもの。それをただ認める。欲しがらず。、

2018/01/03

マネコ(読後の錬本術)

AV監督による少女マンガの評論。前作の「すべてはモテるのためである」の衝撃が強く手を取った一冊ですが、今作はある程度評論元の少女マンガを読まないと理解が追いつかないところがあるので人を選ぶと思います。

2019/09/23

金平糖

B+。

2019/09/14

HK

愛について語るAV監督二村ヒトシによる少女マンガ語りで、とりあげる作品は『風と木の詩』『ホットロード』『メイプル戦記(+α)』『日出処の天子』『綿の国星』『少年は荒野を目指す』『ガラスの仮面』。マンガの解題と愛に関する考察がバランスよく渾然一体となった語り口が抜群で、引き込まれて一気に読了。

2018/10/13

感想・レビューをもっと見る