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友達以上探偵未満

友達以上探偵未満

友達以上探偵未満

作家
麻耶雄嵩
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-03-30
ISBN
9784041047484
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「友達以上探偵未満」のおすすめレビュー

「勝てばホームズ。負ければワトソン。」名探偵に憧れる女子高生の推理バトル!

『友達以上探偵未満』(麻耶雄嵩/KADOKAWA)

 ミステリ小説の定番の設定のひとつに、超人的な推理で真相を解明する探偵と、その姿を読者目線で語る凡人のコンビものがある。アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』にならい、前者を“ホームズ役”、後者を“ワトソン役”と呼んだりする。こうしたミステリでは、ホームズ役が推理で犯人を言い当て、警察などから「さすが名探偵!」と称賛を浴びる一方で、ワトソン役は、名探偵を引き立てるための残念な推理を披露して、周りの人たちから笑われることもしばしば。もちろん、ワトソン役には事件を解決するための手がかりをフェアに読者に伝える小説上の役割や、変わり者であるホームズ役を世間と結びつける重要な役目がある。しかし、多くの人が憧れるのは、やはりワトソン役ではなく、ホームズ役――事件を華麗に解決する名探偵であろう。

 本作『友達以上探偵未満』(麻耶雄嵩/KADOKAWA)のキャッチコピーは、「勝てばホームズ。負ければワトソン。」。この小説には、ふたりの女子高校生探偵が登場するが、明確なホームズ役/ワトソン役は決まって…

2018/6/18

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友達以上探偵未満 / 感想・レビュー

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W-G

今回はダークサイド無しでオーソドックス。その分、アニメチックなキャラ要素と、著者独特の読みづらい文章が浮き彫りになった気がする。『伊賀の里殺人事件』のトリッキーな内容で「お!」となり、先を期待。二話目は犯人の導き出し方がまずまず。『夏の合宿殺人事件』は、ハサミ使用に関する論理が、ああいうひっくり返し方をしてしまうと破綻するような…。という具合に、残念ながら尻すぼみ。ギミック無しのオーソドックスだけに、個々の作品の質を『伊賀の里~』くらいに保って欲しかった。あと、文章の見直しや漢字変換がいつもより雑な気が。

2018/04/01

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

85/100点 800冊目の区切りの一冊に選んだのは地元(と言っても隣町だけども)で、著者出身の伊賀を舞台にした3話の青春ミステリー。ほのぼのとした日常の謎を解いていく話しかなと思ったら、3話とも殺人事件が発生するそれも問題編と解決編に分かれるマニアが喜びそうな結構な本格ミステリーでした。主人公の女子高生探偵の桃青コンビのキャラクターがとにかく良くて、ホント楽しく読むことが出来ました。3話全て面白かったですが、上野城の周辺を舞台にした1話目が気に入りました。ぜひこのコンビが活躍する続編を読みたいものです。

2019/02/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。麻耶さんにしては軽めな感じ・・・ですが最終話で探偵とはって感じが多少はらしさが出てます。

2018/04/29

みかん🍊

女子高生ももとあおのコンビ探偵が伊賀の街で活躍するとはいえ軽い日常ミステリではなく殺人事件の本格推理の連作短編集、上野城や伊賀の街が舞台で土地勘があるので読んでいて楽しい、お城公園でのイベントでの殺人事件、高校内での美術部男子生徒殺人事件、そして遡って中学時代の合宿でのバレー部女子殺人、ここでももとあおの関係性が分かるが上から目線のももにあまり気持ち良くはなかった、合宿先の青山高原も馴染の場所なので嬉しい。

2019/03/15

aquamarine

あれ?これ麻耶さんだよね?と思わず本を閉じて確認してしまったほど、普通にジュブナイル「風」ミステリです。ももとあおの二人の高校生が探偵として、出会った殺人事件に挑みます。最初の二つは麻耶さんの影は、ほとんど顔をのぞかせないのですが、3編目で二人の出会いのころに戻り、二人それぞれの視点で語られるとやっぱり麻耶さんの作品だな、と思えます。麻耶作品のファンだとびっくりすると思いますが、この柔らかさは逆に初めて麻耶さんを手に取る人には読みやすいかもしれません。謎解きとしては一編目の伊賀の里が一番好みです。

2018/07/26

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