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季節はうつる、メリーゴーランドのように (角川文庫)

季節はうつる、メリーゴーランドのように (角川文庫)

季節はうつる、メリーゴーランドのように (角川文庫)

作家
岡崎琢磨
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-09-23
ISBN
9784041058367
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季節はうつる、メリーゴーランドのように (角川文庫) / 感想・レビュー

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えりこんぐ

岡崎さん初読み。高校で出会った夏樹と冬子。日常の謎プラス夏樹の切ない片想い、で読んでたんだけど! 読了後とても気分が悪い。。冬子もさっさとフリなよ。。【読み放題使ってみた③】

2020/09/17

オーウェン

季節の上では正反対な夏樹と冬子の関係。 友達のまま進展していく2人だが、その関係性はキセツ。 奇妙な出来事に説明をつける事。 春夏秋冬の中でそれぞれのエピソードがありキセツが。 それが終盤になって実はすべて関係性があり、ある結論が導き出される。 恋愛ってこういうものだよなあと思い起こさせる話であり、特に秋のどんでん返しはミステリとして秀逸。 そしてエピローグで思わず見返すことになる。 ここも伏線になっていて騙されていたのかという思い。 細かい部分まで含めてよく出来ている。

2024/03/18

しゅわ

【図書館】“奇妙な出来事に説明をつける”つまり“キセツ”を二人で楽しんでいた高校生の夏樹と冬子。恋心を封印した夏樹とそれに気付きつつ“良い友達”であることを望む冬子。単行本以来だから2年ぶりぐらいかな?の再読でしたが、先の展開を知っていてもモヤモヤしっぱなしの一冊でした。収穫はあとがき。今作は『タレーラン』より先にミステリ大賞に応募するために書かれたものだったんですね。ちょっと粗削りというか“ドンデン返しの為の舞台づくり”にもってゆかれ過ぎてるのがなんとも残念。もっとちゃんと主役の二人を描いてほしかった

2017/12/14

カメ吉

何か読むのに疲れた。そういえばこの作家さんはこういう作風だったかな。叙述トリックでミスリードさせて言い回しが難解で結末はやや不可解で疲れた。『タレーラン』はまだほのぼのした感じもあったけど、どっか違う方向へ向かってる?もうこの作家さんはいいかな?

2017/10/13

吊り太郎

「それは、最高で最低の片想い。」 この意味がわからずに、読み進め最後にやっと理解できました。。日常の謎をキセツして解読する事を繰り返す中で、夏樹は、高校入学から片思いの相手、冬子。高校卒業後の7年後を描き、現代と学生時代を繰り返しなが進む展開で最後に、メリーゴーランド・季節はうつる、この2つがキーとなりラストへと繋ります。。それぞれの視線で友情・過去・未来を思い、友人としての関係を崩したくない、けれども想いを伝えたい、その裏には、また別の大切な人も居る。裏と表両方からメリーゴーランドの隣には誰が居るのか?

2017/10/06

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