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ダークゾーン 上 (角川文庫)

ダークゾーン 上 (角川文庫)

ダークゾーン 上 (角川文庫)

作家
貴志祐介
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-12-21
ISBN
9784041062470
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ダークゾーン 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

まずはその設定の面白さに敬服。異次元空間(ダークゾーン)で巻き起こる将棋を模したバトルゲームの開幕だ。将棋と言いつつ実際に動かす駒はサラマンダーやらゴーレム、北欧神話に出てきそうな怪物達がリアルと化す。主人公“塚田”は赤軍のキングとしてその魂を宿し軍を率いる。他の怪物達に宿る魂は友達、恋人など彼の知人らだ。対するは青軍。先に4勝した方が勝ちの7番勝負。この頭脳戦を制した後に待ち受けるのは生か死か。果して彼等の行く末は?!上巻は3局までが収録。1試合ずつの展開が予測不能で面白い!続けて下巻へ!

2021/06/27

カムイ

貴志祐介先品は【悪の教典】以来、今回も主人公の塚田が人間性に酷い人物に出来上がり感情移入しづらいけど、エンタメゲームミステリーな感じです【クリムゾンの迷宮】の目が覚めたら此処はどこそして貴方は誰そして徐々に謎が…読むまでは将棋とバーチャルゲーム対戦序盤は理解するのに苦労するが慣れてしまえば面白くなった、将棋が分かれば尚楽しめる、あとファンタジーなどによく登場するゴーレム、サラマンダー、メデューサなどなどをぶち込むことで貴志祐介版ダークファンタジー的な出来上がりになっている下巻では主人公は劣勢を挽回出来るか

2021/04/28

レモン

冒頭からいきなり人間が駒となる将棋のようなデスゲームに強制参加させられるシーンから始まる。面白くて一気に読んだ。ゲームの謎やなくなっている記憶も気になるし、単純にゲーム展開や戦略の凄さにも舌を巻く。どうもキュクロプスが信用できないが、主人公も物語が進めば進むほど性格の悪さが露呈してくるし、手放しで赤軍を応援できない。最近はいろんな本を読みたいという気持ちが先走り、時間のかかる上下巻は敬遠傾向にあったが、こんなに面白い作品を取りこぼすこともあるので自分のアンテナに引っかかったものは躊躇せず読まねば、と実感。

2022/10/21

mihya

我ながら凄い勢いで読んだ。 主人公の塚田がいけ好かない。ヒロインの理紗もイライラする。でもその方が特殊な舞台には合ってるのかも。 断章における謎も深まるばかり。 戦いも謎もどうなるか…。急いで下巻に突入!

2022/09/07

kubottar

以前、祥伝社からハードカバーと新書サイズ、そして文庫と3種類も展開して更に今回は角川文庫化した模様。ハードカバーで読んだ記憶はあるけどすっかり忘れていたので新鮮な気分で読めた。流れ的にはクリムゾンの迷宮だろうか、貴志祐介ファンから楽しめるけど、固有名詞が多く読んでいると疲れる部分もある。

2018/01/15

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