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スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫)

スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫)

スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫)

作家
佐藤亜紀
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-05-24
ISBN
9784041076705
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スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓@執筆中

なぜ違う国、違う時代に存在した物語を匂うように書けるのかというと、著者が小説家だからとしか言いようがない。こういった反戦の手段もそういえばあったのだ。ヘビィで読んでいてつらくなるけれど、人間は変わらず、救いになるものもあまり変わらないのだと思った。こんな世界を再来させてはいけない。

2019/06/30

Ammie as 妹子⛪

大好きな佐藤亜紀さん(でも読むのはほんと久々だから読メ初登録)が、音楽題材にしたお話書くなんて! こりゃ読まなきゃでしょう!…でも文庫待ちしてしまいました。ナチス政権下のドイツを舞台に、“ダセーこたぁごめんだぜ。俺たちゃスウィングしたいだけさっ”と時代を駆け抜けた主人公。佐藤さんのお話は、まるで海外文学の訳のようで、ぶっちゃけ読みやすいとは決して言えないけど(謝)、それでも途中で投げ出すことができない、不思議な魅力に溢れてます。その魅力は、本作でも炸裂してました♪

2019/07/11

テツ

文庫版が発売されていたので購入。ナチス政権下のドイツ。ナチズムもファシズムもダセーと小馬鹿にしながら生きるエディ。貪るようにジャズを聴きたい。踊っていたい。小難しい思想信条なんて知ったことじゃない。好きなものに自由に触れていたい。それだけなんだ。それだけのことを邪魔する国なんてくだらなくて何一つ自分のためにならない。狂った時代の空気の中を自由にしたたかに踊るエディの姿が本当に格好良い。生きている限り人は自由に、自分の好きなことを好きなようにやるべきであって、戦争はそれを抑圧するという点のみを見ても邪悪だ。

2019/06/29

鈴木拓

ナチス政権下のドイツ、ジャズを楽しむ富裕層の若者たちを描いた力作。彼らは政治に反発しているのではなく、純粋に音楽を心から楽しみながら、過酷な日々を生き抜いていく。人の死も淡々と描かれている空気感が読了後にも余韻として残る。

2019/10/07

hoiminsakura

佐藤亜紀氏の著書の、感想を書くのは難しい。正確に評する言葉や語彙が自分にはない気がするからだ。物語の中の人間達、ハンブルクという特殊な町でほんの子どもだった主人公達が、ドタバタ喜劇のように押し寄せる現実を真正面から受け止め生きる。負けてない。佐藤亜紀氏が描く人間は、誰も負けてないのが、私がかの作家を愛する理由なのかも知れない。ご本人も絶対負けない方のようにお見受けします。

2019/12/30

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