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ゆうれい談 (角川ホラー文庫)

ゆうれい談 (角川ホラー文庫)

ゆうれい談 (角川ホラー文庫)

作家
山岸凉子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-07-21
ISBN
9784041137796
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2023年夏、山岸凉子のホラー作品集6タイトルが待望の電子書籍化!! 代表作『白眼子』や単行本初収録『艮(うしとら)』などの傑作選が7月13日(木)より予約開始。

7月21日(金)に『艮(うしとら)』『ゆうれい談』が紙・電子同時発売、8月10日(木)に『鬼』『汐の声』『白眼子』『わたしの人形は良い人形』が配信開始

株式会社KADOKAWA 2023年7月13日

株式会社KADOKAWA(以下 KADOKAWA)と株式会社講談社(以下 講談社)は、山岸凉子氏による傑作ホラー作品集6タイトルの電子書籍を2023年7月21日(金)および8月10日(木)より配信します。6タイトルすべてについて、本日7月13日(木)より電子書店(一部の電子書店を除く)での予約を開始します。

この夏、山岸凉子によるホラー作品集6タイトルを新たに配信! キャッチコピーは〈沁みだす恐怖、貴方の夏が「凉(すず)」しくなる〉

少女漫画界に数々の革新的な作品を送り出してきた山岸凉子氏。 2021年10月、その作品がKADOKAWAと講談社で初めて電子書籍化され、これまでに12タイトルが電子化されています。

2023年夏に新たに電子化されるのは、いずれも恐怖と怪異が彩る6タイトルです。キャッチコピーは、〈沁みだす恐怖、貴方の夏が「凉(すず)」しくなる〉。…

2023/7/13

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ゆうれい談 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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HANA

怖いというよりどこか懐かしい怪談集。現在主流の実話怪談は技巧を凝らしたものが主流であるが、本書のものは時代もあるんだろうけど、ダイレクトに幽霊が出現し、奇妙な体験も時を越える等極めてストレート。といって怖くないわけではなく、作中の幽霊、特に顔に手ぬぐいを巻いていたという描写にはぞっとさせられる。炭取りが回るってこんな感じなのかなあ。読者の投稿を元にした作品もストレートながらとても楽しそうで、現在の実話怪談が失ってしまった何かがありそうな気がするな。絵柄もコミカルながら美しくもあり、著者の力を感じました。

2023/08/08

sin

昭和四十八年に掲載されて十年、二十年後と切りの良い間隔で読者に届けられた実話怪談だ。漫画家の立場から聞き取りや自らの体験談を作品に描き起こしそれが呼び水となって読者の体験談を引き寄せる。昨今の実話怪談本のようにこれでもかこれでもかと押し付ける様な乱発がないのが真実味を帯びて感じられる。最初の方の作品はリアルタイムで読んだ記憶がある。実話怪談は霊に肯定的かどうかではなく、ましてや怖がらせようとするのは論外で怪異が如何にありのままに描かれているかが重要だと思っている。当時も現在も怪異に触れた思いのする作品だ。

2023/07/23

shikashika555

山岸凉子! 何故かこの頃の少女漫画家にはこういうエピソードが多かった。 相変わらず私はこういう話を信じてはおらず 個人の認知の問題であろうと思っているのだが、それでもこの訳のわからなさと不条理さが怖いと感じる。 なんと言っても本当は生きてる人間の方が怖いんだけどねえ。

2024/01/06

らすかる

めっちゃ昭和感!!でもだからこそ日常的な怪異が際立つ。うん、昭和と怪談って合う!

2023/09/10

澤水月

舞台の一つが貸本屋…表題作は50年前の1973年!実話怪談の土台を完全に作り漫画家周辺の人間模様も織り交ぜた歴史的傑作、小野不由美解説も◎。併載80、90年代の作もCウィルソンや遠野物語テイストと多彩(怪に遭ったら煙草!現代怪談好きツボ)。今読むと夭逝の漫画家ほか、様々なライフステージ・立場の女性ら活写され怪談なのに明るい。最近の「大泉界隈」内幕本より相当早く明かされた“女まんが道”(男性…というかアシ・メシスタントも対等、さすがお凉さま)。同郷の大和和紀さんもチラ登場。本書巡る個人的な奇怪経験、コメに→

2023/10/29

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