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ふたたびの、荒野 (角川文庫 き 6-15 ブラディ・ドール 10)

ふたたびの、荒野 (角川文庫 き 6-15 ブラディ・ドール 10)

ふたたびの、荒野 (角川文庫 き 6-15 ブラディ・ドール 10)

作家
北方謙三
安彦 勝博
斎藤純
秋山 忠石
出版社
KADOKAWA
発売日
1993-06-08
ISBN
9784041612156
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ふたたびの、荒野 (角川文庫 き 6-15 ブラディ・ドール 10) / 感想・レビュー

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ねこまんま

男のハードボイルド小説なんで、女は酒や車と同じ程度の色付けでしかないのは分かった上で言うけど明子は私から見てなんの魅力もない女性だったのが残念。川中よ、君は自分に都合よく尽くしてくれる女だったら誰にでも惚れるのかね?秋山の妻や桜井の情婦のような強さがなく、ただただあなたのために!みたいな女に惚れられるってのは男の理想なのか?それってウザくないか?物語の主題以外のところにこだわってしまうのは私の悪い癖なんだけど、このシリーズが好きだという男性に深く突っ込みを入れたらその人の女性感が分かると思うわ(笑)

2016/07/31

ヤジマ

主観点 9.0/10 次男を通じてのパパ友の紹介で読んだ「さらば、荒野」。初巻を読んで続編が見つからず、そのパパ友に頼んで貸してもらって読んだが…。これ10巻目じゃねーか笑 でも、話を聞けば2〜9の主人公は川中ではなく、1の続きが10だというから間違いではないのか。しかし時は10年経過していてる。相変わらず人が容赦なく死ぬ物語。川中の渋みは増し、そして戦闘能力が尋常ではないことになっている。キドニーってこんなにカッコ良かったっけ?味方を欺き漢を魅せる。わだかまりが霧散するような二人の関係に胸が熱くなった。

2023/11/12

せ〜ちゃん

★★★★★ シリーズ完結。 感想を省いて申し訳ないが…良い言葉は見つかりません。 とにかくグッとくる…シリーズ通して漢達の生き様に畏怖と感動を覚える作品でした。 読了後もまた最初から読み直したくなる♡

2016/05/10

taku

きたぜ最終章。くるね。うん、くるよこれは。ここまで読んできた者だけがわかる特別感ある特別巻。最後の主役はこの男しかいない。シリーズ化を決めたとき、これが書きたくて話を重ねてきたんじゃないかな。積み上げた全てはここに集約される。北方世界に生きるのは、いつだって悲しいほど自分を貫こうとする男。感想だって?おしゃべりが必要だと思ってるのか。忘れない。それだけでいいんだ。そうすれば物語も男たちも消えることはない。覚えていてやる。それが読者ってもんだ。

2019/01/08

Aquarius

今までの流れを邪推し、ハッピーエンドを予想出来ない展開と安堵した隙間を狙ってくる絶望感に負けぬよう最後まで見届けた!というのが素直な感想です。安見の生の言葉が良い味を出していた。シリーズ前半はキドニーをイマイチ好きになれなかったのに、後半からもうどんどん魅せられて最終巻で完全にやられました。約束の街読まずにはいられないが、登場人物に感情移入してしまう私にはあまりにも、記憶に中で生きる男たちが辛かった。こんな生き方はできないし、現実世界での共感は出来ないけど!何か得るものがあった気がしてならない。

2015/06/27

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