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ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫 し 9-7)

ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫 し 9-7)

ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫 し 9-7)

作家
島田荘司
石崎 健太郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-10-25
ISBN
9784041682074
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ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫 し 9-7) / 感想・レビュー

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Kircheis

★★★★★ ハリウッドのスター女優が惨殺される事件が勃発し、その親友だったレオナが事件解決に挑む。 一瞬だけ御手洗も登場する。 島田さんの描く女性キャラは大概好きになれないのだが、本作のレオナも同様。有能ではあるが、傲慢で何でも思い通りにしようとするのはキャシィの指摘する通り。そのくせ同じような失敗を繰り返すし… 犯人は極悪だが、最後は少し同情しちゃった。異常者ばかりというのがハリウッドのサーティフィケイトなのかな。

2022/03/05

いっくん

ハリウッドで起こった、ブラック・ダリア事件を彷彿とさせる、猟奇殺人。ハリウッドといえば、松崎レオナがメインで御手洗さんはほんの一瞬だけ。あ〜長かった!ケルト神話から臓器移植、クローン、ES細胞と医学の冒涜。どんどんレオナもおかしくなってきて、何処に向かってるのかわからなくなってきた。全くの御手洗ファン仕様(~_~;)

2017/02/13

Small World

御手洗潔シリーズの完読を目指す上で難関なのは本書だったりしたのですが、読み始めてしまえば、あっという間の読了でした。名探偵は友情出演程度のチョイ役で、レオナが主人公なのですが、ハリウッドの闇とケルト神話、そしてES細胞や臓器ブローカーと、気の向くまま展開される島荘ストーリーを楽しみました。ラストに予告されている2年後の事件のことは、作者さんは忘れていると思いますが、秘密の部屋で人形遊びをする暗闇坂一族の娘に決着をつけてあげてほしいとこです。

2020/04/04

おうつき

島荘作品で初めて読み進めるのがしんどく感じてしまった。その一番の要因がレオナのキャラクター造形だった。これまでのシリーズではそこまで気にならなかったが、ハリウッドを舞台にした事もあってか言動がいちいち鼻につく。妖精写真やコナン・ドイルの疑惑、いくつもの民話、伝承を力技で組み合わせる手腕は流石だが、根本的な部分でどうしても乗り切れなかったのが残念。

2021/02/23

ヒロユキ

美女がほぼ単身で巨大組織に挑むまんまハリウッドの筋立てのような話(笑最後の大技を決めるためのスケールのデカさなのかもしれないけど、僕が島田荘司さんに求めるものとは少し違ったかな。

2015/06/10

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