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失恋美術館 (角川文庫 う 7-8)

失恋美術館 (角川文庫 う 7-8)

失恋美術館 (角川文庫 う 7-8)

作家
内館牧子
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-07-01
ISBN
9784041854082
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失恋美術館 (角川文庫 う 7-8) / 感想・レビュー

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ゼニガメ

恋の痛手は美術館で癒そう。美に癒やしをもらい、芸術家のエネルギーを分けてもらってリフレッシュ!!タイトルから失恋に関する作品の紹介かと思って手に取ったが、失恋はこじつけ程度で日本各地の魅力的な美術館を紹介したエッセイ。美術館て国や市町村が管理してるイメージだったけど、熱心なコレクターが開いたものも多いんだな。芸術家は元より、創設者の熱意に心打たれる。この本を読むまで、恥ずかしながら笠間に美術館があるなんて知らなかった。何度も行ったことある土地なのにね。今年の秋は美術館行きたい。

2023/09/26

がんぞ

失恋だけでなく、死別でも「美術館を回ると癒される」と永六輔『二度目の大往生』にある。日本は長らく平和な国であった(天災は多い)から職人芸も発達し、世界に誇れるような美術品も数多くある。ヨーロッパは軍事技術以外、東洋に劣っているのではないか(アロー戦争の際、書画の値打ちが分からない英国兵は皇帝の所蔵名品を焼き払った)。もちろん西洋美術の美術館もあるが…/'16.8.7追記。昨夜のNHKスペシャルで、昭和20年にグローブナー幕僚長は原爆投下の目標に京都を執拗に主張していたと聞いて憤りが止まらないんですけど!

2011/09/01

shuco

失恋したときほど、本物を観たほうがいい…と内館牧子さん。 傷付いた心を癒してもらえました。 優しい気持ちがたくさん詰まっていました。

2015/06/18

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