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サマーバケーションEP (角川文庫)

サマーバケーションEP (角川文庫)

サマーバケーションEP (角川文庫)

作家
古川日出男
出版社
KADOKAWA
発売日
2010-06-25
ISBN
9784043636075
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サマーバケーションEP (角川文庫) / 感想・レビュー

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アポロ

神田川、桜もキレイなんだよな!東京住んでるとき神田川沿いの道はチャリで毎日通ってたな!なんか懐かしい気持ちになった!

2020/04/18

さっとる◎

からだが暖かくなる、気持ちが優しくなれる、夏の太陽に包まれる。僕たちが全力で夏休みする長くて短い1日のお話。夏休み、素敵な言葉。でも本当の夏休みって?こどもの頃は長くて永遠だった夏休み。気がついたらどんどん短くなって、もう私の内側で絶滅しちゃったかもしれない夏休み。どこに消滅しちゃったんだろう?そう思ったらこれを読もう(笑)。本物の夏休みがある。井の頭公園から始まる神田川を海まで歩く。こんにちはとさようならを繰り返して。夏の匂いが、夏の音が、胸に刺さる。東京が、川が、ロマンをドラマに鮮やかに変える。

2017/05/16

さっとる◎

夏休みがあるっていうそれだけの理由で夏が好きになる。よ。EPはすぐに終わってしまうけど、一時停止してずっと消えないラストで、いつも泣いてしまう。

2022/07/09

眠る山猫屋

真夏に読んだのも良かったかな。ある真夏の小さな、そしてワールドワイドな冒険。井の頭公園から東京湾まで、神田川の流れに沿って、ただ歩いていくだけなのに、途中様々な出会いを繰り返して繋がりを広げていく。素敵な夏の一日。自分でもできそうな、そんな冒険は、真夏の日にしか存在しないのかな。

2012/08/19

ちぇけら

はじまりとおわりを、感じます。ゼロに収束していくこと。でもけっして、ゼロにならないこと。ゼロコンマゼロゼロゼロ……イチの夏休みのこと。郵便受け、高架線、サイダー。冒険。一瞬のようで、一瞬でないような、夏休みの、東京のこと。こんにちは、でつながる夏は大きなロマンだから、きらきらです。いつかの海はきらきらで、いまでも、いつまでも、そこにあります。だけど僕らは、うつろいます。表情、匂い、感情が。さようなら、を重ねて海に向かいながら。ドラマチックに。また会いましょう。めぐりめぐって、どこかで繰り返されるときに。

2019/07/20

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