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古川日出男

職業・肩書き
作家
ふりがな
ふるかわ・ひでお

「古川日出男」のおすすめ記事・レビュー

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松本大洋「きっとすごいアニメーションになる」 古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を湯浅政明がアニメ映画化

松本大洋「きっとすごいアニメーションになる」 古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を湯浅政明がアニメ映画化

『平家物語 犬王の巻』(古川日出男/河出書房新社)

 古川日出男の小説『平家物語 犬王の巻』が、映像監督・湯浅政明によって映画化されることが明らかに。キャラクター原案を漫画『ピンポン』の松本大洋、脚本をドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が手がけるとあって、「スタッフ陣が豪華すぎる」と話題になっている。

 原作となる小説は、古川が2017年に発表した小説。室町時代を舞台に、世阿弥と人気を二分したといわれている能楽師・犬王の実話をもとにした物語だ。世阿弥と同じように足利義満から高く評価されていた犬王だったが、その作品は一切現存していない。小説には、究極の美を求めた犬王の反省が描かれている。

 同作を読んだ読者からは、「歌うような文章に惹かれて一気に読んでしまった」「能楽がヒップホップのような熱量で語られていて面白い」「古川さんの文体と平家物語がこんなに相性抜群だなんて驚き」と絶賛の声が続出。古川は『平家物語』本編の現代語訳を手がけていることもあって、「古川さんのおかげで古典文学に興味を持つようになった」「セットで読むとより深く楽しめる」といっ…

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『平家物語』を新訳した古川日出男が語る、古典作品と新訳の難しさや楽しさ。「作家と楽しむ古典」2カ月連続開催!

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『平家物語 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09』(訳:古川日出男/河出書房新社)

 河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 連続講義」の第19回と第20回が、2018年1月18日(木)と2月15日(木)に開催される。

 同イベントは、2014年11月に刊行を開始した『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(全30巻)の第Ⅱ期(全12巻)刊行開始をきっかけに始まった、古典新訳を少人数でじっくりと読み解く講義。過去には600名以上の参加者が集まって好評を呼んだ講義が、初めて2カ月連続で開催されることになった。

 第19回と第20回は、第9巻『平家物語』を新訳した古川日出男が2カ月連続で講師として登場する。古川は文学史上空前のエンターテインメント巨編の訳文を原稿用紙1800枚すべて手書きで執筆。「ページをめくり始めたら一気読み」「最後には涙が止まらない」など読者からの反響も多く寄せられた1冊に仕上がっている。当日には、古川がどのように新訳に取り組んだのかをたっぷりと語る予定。2回目の2月15日(木)には文芸評論家・波戸岡景太との対談…

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古典を訳し、物語る―『平家物語 犬王の巻』刊行記念! 古川日出男×町田康「朗読&トークライブ」開催

古典を訳し、物語る―『平家物語 犬王の巻』刊行記念! 古川日出男×町田康「朗読&トークライブ」開催

2017年5月29日(月)に発売された古川日出男の新作書きおろし小説『平家物語 犬王の巻』の刊行を記念して、「古川日出男×町田康 朗読&トークライブ」が2017年7月4日(火)に東京「VACANT」で開催される。

『平家物語 犬王の巻』は、古川が訳した『平家物語』(池澤夏樹=個人編集『日本文学全集』第9巻)の外伝を描いた作品。同書の装画を担当した松本大洋も「もの悲しく、美しい物語でした」とコメントを寄せている。

同イベントは、『平家物語 犬王の巻』の著者・古川と同日本文学全集で説話集『宇治拾遺物語』を訳し、さらに古典『義経記』をベースにした創作小説『ギケイキ』を連載中の町田の2人による「朗読&トークライブ」。「古典の翻訳とは?」「リミックスや創作の違いとは?」など、初顔合わせの2人だからこそ語り合えるトークは必見だ。

また来場者全員に特典として、オリジナル缶バッジ&カード型のカレンダーをプレゼント。貴重な「平家」にまつわる物語が聞けるイベントを見逃さないようにしよう。

■「古川日出男×町田康 朗読&トークライブ」 日時:2017年7月4日(火) 開場18…

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古川日出男「さあ、現代の『平家』だ」 『平家物語』を新訳でよみがえらせた『日本文学全集「平家物語」』献本プレゼント実施中!

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 株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報サイト「ダ・ヴィンチニュース」がコラボして開催されている「献本プレゼント」企画。  「読書メーター」のWEBサイト、又は連携するTwitter/Facebookで応募する旨をつぶやくだけで参加でき、各書籍毎に抽選で10人に注目書籍がプレゼントされる。毎週月・木の最大2回にわたって開催されており、受付期間は1週間。毎週様々な本が取り上げられている。  2016年12月15日(木)からは、古川日出男の完全訳による『日本文学全集「平家物語」』が登場。同書は、作家・詩人の池澤夏樹の個人編集により、日本の古典名作を第一線で活躍する現代作家の新訳でよみがえらせた「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」の最新刊。日本が歴史的転換を果たした動乱の10年間を描いた、文学史上空前のエンターテインメント巨編『平家物語』を、語りの魔術師・古川の訳によって現代に届ける。

古代日本で最も武張った年代記。栄華から滅びにいたる道筋の哀感を、語り物につながる文体で…

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古川日出男と江國香織、佐々木敦が源氏物語『女たち三百人の裏切りの書』を語り尽くす

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 “死して百有余年、怨霊として甦り「本もの」の宇治十帖を語り始めた紫式部。一方、海賊たちは瀬戸内に跋扈し、蝦夷の末裔は孤島で殺人術を研き、奥州の武士たちは太刀と黄金を全国に運んでいた。いくつもの物語は次第に交錯し、やがてひとつの像を結ぶ…”  圧倒的なスケールと幻視力で紡がれる“古川日出男版”源氏物語『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社)が、2015年4月28日(火)に刊行となった。このパワフルな大作の刊行を記念し、2つのトークイベントが開催される。  三島由紀夫賞受賞の経歴を持つ古川日出男の相手を務めるのは、直木賞作家の江國香織と、評論家であり早稲田大学教授の佐々木敦。 古川日出男×江國香織 「源氏」を読む、「源氏」を書く 「“本もの”の宇治十帖」をめぐる物語を書き上げた古川日出男氏と、かつて「夕顔(源氏物語)」の現代語訳も手がけた江國香織氏。2人の小説家が源氏物語をどう「読み」、そしてどのように自分のものとして「書いた」のかを語り合う、ユニークで刺激的な対話。 日時:2015年6月2日(火)/19:00~20:30 会場:ラカグ2F soko…

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注目の新刊 『南無ロックンロール二十一部経』 ダ・ヴィンチ2013年7月号

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199X年、猛毒ガスを手にした男が地下鉄に乗り込んだ。周囲の様子を窺う男。その時、隣の乗客のヘッドフォンからロックンロールが漏れてきた――。要塞化した東京に念仏としてのロックンロールが鳴り響く。稀代の物語作家が現代に問う、圧倒的スケールの狂気の聖典。

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「古川日出男」の本・小説

平家物語 犬王の巻

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作家
古川日出男
出版社
河出書房新社
発売日
2017-05-26
ISBN
9784309025445
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紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」

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作家
古川日出男
出版社
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ISBN
9784103060802
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砂の王: ウィザ-ドリィ外伝II (1) (ログアウト冒険文庫 19)

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古川日出男
小島文美
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アスペクト
発売日
1994-03-22
ISBN
9784893661616
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馬たちよ、それでも光は無垢で

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作家
古川日出男
出版社
新潮社
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2011-07-30
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9784103060734
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アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

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作家
古川日出男
片岡 忠彦
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KADOKAWA
発売日
2006-07-22
ISBN
9784043636051
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